幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

詩人になりたかった

世界が転んだ日。

世界が逆さまに転んで泣いて 僕はうまく抱きしめられない だから さよなら だから さよなら こんなこの世で破滅的な気持ちも 僕は詩にして どうしようもない どうしようもない あの日 桜並木の霞の下で 何を想い 何を祈って 世界は転んだのだろう ただ漠然と…

いろどり

簡単な説明書を添えて 君は春の形を提示する 重力を少し軽くするような お陽様の角度 通勤列車の先頭車両が 桜色のトンネルを こっそり こっそり すり抜けていくなら 君がいた季節を思い出しながら 半分あたたかで まろやかなお茶を飲もう いろどりを変えな…

礼賛~無神論者の神様論

神様が作ったこの世界で 確かなものがあるとするなら それは生まれてきたことの素晴らしさ 光が溢れ 今日の日にまた朝が来る 僕らはそして原罪の意味も知らずに(知ることもせずに) 大切な人を想い 命を尊び たまに暇つぶしをして この瞬間を懸命に生きる 君…

哲学の話をしよう

哲学の話をしよう 何もない 何もない 空を見上げた ビルとビルの間の空に 何もない 何もない 透き通る青 僕たちが生きている 短いようで長い 長いようで短い この人生に 何か意味はあるのでしょうか ほんとは意味などないのでしょうか 君はどう思う? 哲学の…

勇気。

新しい時代の 新しい愛しさを 心を込めて紡ぐ清らかさを 命があれば私は想う 愛と憎しみと裏切りと友情 生きることに あなたを想うことに この命を捧げてもいいのかと 新しい時代の 新しい愛しさを 心を込めて紡ぐ清らかさ 裏切りに満ちあふれたあなたを 想…

完全体

いつか完全体になろうと思って いつか想いは叶うと思って 信じ続ければ 信じ続ければ もしかしたら 空も飛べるんじゃないかと思って もしかしたら 不老不死にもなりえるんじゃないかと思って 信じ続ければ 信じ続ければ けれど僕らは 昨日と今日の連続性に …

Purple

見たことがあるような 感じたことがあるような 紫色の季節 心を満たして ひらひらと舞い降りて 遠い日々 憧れを思う それはそれでよかったのだと 私は1人納得し 世界のありふれた場所で 君の幸せを祈ったりする 「君が幸せなら僕は幸せ」 それが本心で 何物…

ただ単純に - 単純思考

頭の中は並々ならぬ 単純思考で埋め尽くされてる 私は私で以上以下など言うまでもない 昨日の愛情が今日の嫌悪となって どうしようもなく 苦境の胸を埋め尽くす ただ単純に ただ単純に 今日の嫌悪が明日の愛情となって輪廻する 巨大化する 神格化され 服従す…

よくある大好きな君

言いたいことは何もなかったり 探しているものは何もなかったり 夢はなんですか?は既に遠い過去 君の声はもう聴こえない 雨が降っている ロックスターが相変わらず社会を批判する 短い人生の中で何を建設できるんだろう よくある言い分の よくある秋の夜 君…

それは雲のように - 20140725 -

もしかして それが永遠なんじゃないかと思って 夏の日射しが照りつける 君が住む街の形を鑑みた 愛してる 愛情と子供じみた表現が どろどろに混ぜ合わさって 僕は少しだけ清涼飲料水のさわやかさを 心に浮かべた ふわふわと それは雲のように 君は白いドレス…

世界

世界をなんとなく 想いを込めてかき混ぜた 君がはみ出た 世界はなんとなく 想いを込めてかき混ぜるもの 君がはみ出た 想いを込めて かき混ぜれば かき混ぜるほど 君がはみ出た そんなものなのか? 世界はなんとなく 君をつなぎとめて 想いを込めて 心を込め…

誰か教えて。

生きてることに少し疲れる。 無駄な苦悩が多すぎて、 正直、生きてることに少し疲れる。 しかし、"苦悩こそが生きてる証"なんて とんでもなく大矛盾。 疲れこそが証? 生きてることの証明なのか? 死にたい? 死にたくない。 生きたい? 長生きしたい。 私は…

憑依

憑依が剥げて 我に返った。 どうして? どうして? 大きな愛はそこにあるのか? 大きな嘘はそこにあるのか? 大きな怒りはそこにあるのか? 大きな欺瞞はそこにあるのか? 私は今日も愛と哀しみの間で揺れ動く。 君が好き。 ほんとに? 君が嫌い。 ほんとに…

温度。

愛情の温度を計るには どうしたらいいのだろうか? 行ったり来たり 行ったり来たりしている感覚と ずっとそこに留まって 絶え間なくぽかぽかしている感覚と。 両方の感覚が 混じりあって溶けあって 僕は僕がわからなくなる。 永遠が あればそれはそれでいい…

ありがちな。

ありがちな 名言集に書かれているような言葉が 初夏の窓辺の列車に揺れる 詩集を読む君 僕は愛おしさで 心がいっぱいになる 麦わら帽子 いつかかぶってた 空を見上げて それは 淡い淡い想い出... 君は元気にまだ生きているのだろうか? 詩集を読む君 僕は愛…

泡立ちホイップ

もしかしたら世界は 僕らのためにまわっていて 君の笑顔を原動力に 動き続けているのかもしれないよ ロボットみたいな僕は 君を愛してまわり続ける どうしようもなく悲しくなっても 君の隣で見守り続ける 5月の穏やかな初夏の朝に 僕は永遠の誓いをたてた …

形のないもの。

愛情なんて 形のないものを 今日も僕は追いかけて 春の空気に溶け込んでいく 淡い空気にたなびいていく 愛情なんて 形のないものを 今日も僕は追いかけて どうやって 君に伝えたらいい? どうやって 君にこの想いを伝えればいいんでしょうか 春の夜には空気…

君を幸せにするために

君を幸せにするために 君を幸せにするために 僕には何ができるんだろうって思うんだよ 怒ったり喜んだり 哀しんだり楽しんだり イライラした君を その全てを 受け止める心の大きさを 心の不安を取り除く 絶対的な安らぎを 君を幸せにするために 君を幸せにす…

だから僕らは

春の日は もしや気づかないうちにやってきて 寒すぎる冬に ちょっとその存在を忘れていただけで だから僕らは 暖かい春を待ちわびる きっと来る きっと来るって信じているから 「がんばろう」って言葉 もしかすると そんな無責任なこと ほんとは言っては ダ…

僕はいつか 流れ星を見上げる犬になろう 数ある希望の中から 夜空に祈る平凡な孤独になろう 届くのかなぁ ってまるで 手紙みたいにね 大切に大切に 心をちょっと認めてみた だからというと 大げさになるけれど 僕はいつか 満月を隠す雲に哀れみをこめて 北風…

嘘ばっかり。

嘘ばっかりついて生きていきたいな。 嘘ばっかり。 自分のことだけ考えて生きていきたいな。 自分のことばっかり。 愛とか恋とか 不安定な縛りの中で 君のことばっかり想う僕の この愚か者。 嘘ばっかりついて生きていきたいな。 嘘ばっかり。 自分のことだ…

症候群

症候群を売りにして 僕と彼らは繋がっている 漆黒と見紛うような満天の星 善意と慈愛と愛情を 踏み台にして 笑いものにして やっぱり僕らは闘うのでしょうか? 必死な形相をひた隠しに隠して ・・・ 作り方も忘れたよ ・・・ やっぱり僕らは闘いを挑んでいる…

さようなら、夏の日

愛国心っていったい何なの? ナショナリズムっていったい何なの? 国境なき世界を目指す国別対抗戦 愛と自由が僕らは大好きだから また夏が来て 僕らは矛盾を繰り返す わかったような口調で 最大派閥が民主主義を主張する 格差が好き。 彼らは小声で本音を言…

世界中の4月と夜と花びらにかえて

愛情に餓えて 君はまた遠吠えをした 市民プールの屋内灯が 4月の夜の寒空に 花びらのように張り付いている 「これ、新品の自転車なのよ」 と、君の脚がクラシカルな模様を描いて 僕はまたひとつ夜を廻した 「世界最高峰まで生きたとしても たかだかあと百年…

おやすみなさい

むしろ私はあなたを想う 灰色の風 置き去りの過去 前方、晴れ渡る青空は オーシャンビュー 水平線の彼方に 君は少しだけ風邪をひいた ポケットに ノンシュガーの珈琲のど飴 僕は 私とあなたと君の呼称に揺れ動く そのままの想いで そのままの気持ちで 見たこ…

最終電車。

それが愛情かと少しだけ思って 僕は夜の電車にただただ揺られてる。 君の夢の続きは明け方の空に きっと綺麗な朝焼けを伴って 溶けていく。 溶けていく。 僕らは少しだけ繋がって絡み合って あと数十年の命を生きよう。 君がいるこの世界だから たとえ永遠じ…

あとは愛情の話。

世界を敵にまわしても 僕は君を守りたいんだ あとは愛情の話 あとは愛情の話。 さっきまで晴れていた空が 急に曇って雨が降ってきた 僕らは車の中でたわいもない話をする あとは愛情の話 あとは愛情の話。 僕の大好きな君の笑顔で 今日の会話は最後を迎える …

春の怠惰な飛行機雲

春の怠惰な飛行機雲が 「空を割って」という表現で 軽やかな想い出の上に降る 約束はもぅ目の前 転げ落ちるような新緑の上 その鮮やかな空色のシャツ どこで買ったの? なんとなく なんとなくなんだけど この世には 大切な人ってのが いるのだから 時折混ざ…

怒ったときの君の顔しか思い出せない

冬の公園通りには 暗すぎるほどの夜が降りて 耳元で ウォークマンが 君の好きな曲 弾き出した 曲の終わり <<ボタン 曲の終わりに <<ボタン まるであの日の夕暮れみたいに 何度も 何度も 君を思い出したよ だけど だけど どうしてなんだろう 覚えているの…

季節

秋の夜空に星が降って やっぱり君に会いたいなぁ・・・ って思ったよ 群青を混ぜた薄い黒に 空がきれい 空がきれい 晴天の昼間は 秋模様・・・ ってそんな短絡的な幾何模様を描いて 君を笑わせた 君を笑わせた 君が笑って 季節が変わる そんな日々を愛おしく…