幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

#詩

残響

君がオムレツを食べたいと言った橋がみえる洋食屋 また会えるのかもしれないしもう会えないのかもしれない 最後の思い出を作ろうと思った 振り返った景色にはレンガ造りの街並みと窓辺に置かれた小さな観葉植物 僕はそれを忘れるかもしれないけれど君が放つ…

夢でまた会いましょう

混ぜ合わせて午後単純明快な嘘数分間だけを繰り返す睡眠言葉の羅列喉が痛い 哲学が切り裂いてきた有罪に近い過去を黙ったまま見過ごして ぐったり重い脳今日もザッピング天国片足で跳ぶよ見たこともない流星群 願いはまだ胸の内にあるのでしょうか? ギリギ…

眠れなくて、どうしようかと思ったの

眠れなくて、どうしようかと思ったの精神の痺れは眼精疲労によるものか? 思いつく限りの不眠症対策を講じて僕は脳だけを後世に伝える転がる人になった 夜の静寂のせいで、自称自慢達の悪意が聴こえる代々受け継がれてきた妖刀で僕はそれを叩き斬る 髭面に膝…

何もかも殺伐とした永遠の空

隙間を留めて雲に乗ろう切り裂いて弱点を本音を要を まとわりつくような嘘の静寂を前人未到の感激を 戦闘力を高めて、なんとか生きてるよ防御力だけじゃ雑魚キャラにも苦戦するから経験値貯めるのに、一網打尽したいでもMPはもったいないからただただ暴力的…

小説みたいな殺風景に。

小説みたいな殺風景に君のこころを隠し撮りした 緑の舞台を背景にして切り取った感情は例えようもないくらい 君と会えた人生は最高に近いぐらい幸せ 君と交わした人生は音色がこの惑星の最期まで留まっては夢のよう それを愛と呼んでもいいのでしょうか 君と…

ロックンロールと言えば、何でも許されると思っている詩

今日も時間を無駄遣いして先の見えない永遠について語ろう きりがないけど我慢しよう忘れた夢は諦めよう この星空の下この惑星のきっとどこかで 寝息をたててるロックンロール掛け布団蹴飛ばしてないように 繋がっている 想いや生活音はもう忘れたけれど 君…

会えて嬉しかった

夢だから 会えたのはわかってる そこまで傲慢じゃない 夢だから 話の脈絡も支離滅裂で 春の陽光がさす名もなき列車の穏やかなデッキで僕は今日みた3つの舞台の話をしている 君はギター侍が好きだと言った 景色が過ぎ去っていく それは夢だとわかっているか…

永遠は。

静寂の向こうの青空をエンドロール越しに奏でてみる 夢に出てきそうな軋轢に洗いたてのタオルのような偽善の装い 命は限りあるものです 永遠は概念としてはあり得るが私自身にはあり得ない 高く高く育った人工的な鉄塔に風が優しく吹いて軽やかに撓る 想像は…

春の契り

いつか消え去る僕達は走馬灯で観るフィルムを今日も拾い集める マスクをしないでやって来たサックス奏者に長い長い行列の時を数える呪文を授ける 桜吹雪が舞っていた 春の契りを永遠に交わそう 時を切り裂き走る流線形はまるでいつかのタイムトラベル 暗闇の…

夢と幻

“失って気づくもの“とは何でしょう? ため息 ありがちな名言への辟易感 気掛かりなおせっかい 白い朝焼け 君は何のために生きてるの? 正解のない問いかけにかける時間は人それぞれで 死なないことを第一志望に私は今日も生き続けるでしょう 長いため息 邪な…

待ち合わせ場所は無限遠点

なだらかに逓減する現状は無限遠点で弾け飛ぶ どうせ死にゆく宿命の僕らは特異点ではしゃぎあって歓喜の歌を奏でよう 軽やかな足取りは哀しい夢を忘れ去るため 両手できっかり力を込めて扉を開けるのは着実に記憶に刻むため 行き先違いの電車に乗って急には…

20231223

世界が簡単な要素で出来ているのなら笑ったときの目尻のしわとか嘘っぽくない読書感想文とか 友の言葉に近寄りたくて完全無欠の上り坂を息切れしながら駆け上がってく このまま空気が薄くなって存在自体がなくなって 意識の中に破片は残るのでしょうか 精神…

最高傑作

徒に世界樹の葉を使う殺された君が生き返る 簡単な洞窟の脇で震えあがる僕どうしても勇気が出なくって レベル上げに勤しんだねその裏で泣いているのは誰? 昼と夜を繰り返し十字路の北東に落ちている勇者の証を見つけたんだよ 哀しくってさ誇らしくってさ 徒…

探しもの。

今日の探しものは「幸せ」でした。 欺瞞と嫉妬と贅沢を引き連れて今日も行こう。 たかだか少しの人生だ。笑いながら今日も行こう。

どうしてもたりない

どうしてもたりない青と黄を混ぜ合わせた緑ショートメールの返信顕微鏡の中の黄昏 想い出をランキング形式にまとめてみたけど君しか残らない 全然面白くない どうしてもたりない幸福までの総画数涙をこらえた夜ただの才能一握りの砂睡眠時間視力思いやりの心…

ノスタルジック

バスに乗って さよならの町に行こう海が見える 白っぽい町だ 風に乗って ありきたりの町に行こう隠れた思い出を 捨てに来た昼だ 問題はノスタルジーの中でしか恋愛感情を思い出せないことでしょうか君が嬉しそうに突き出したフライドポテトにつけたケチャッ…

月が綺麗と言いたかったのです

月が遠くて驚いたのです月が綺麗と言いたかったのです 春の調は静かでした少し酔っぱらったかのような甘い口調が初めて過ぎて 星が明るく瞬いてました静かな夜が更けていくのです 月が遠くて驚いたのです月が綺麗と言いたかったのです 春の薫りは過ぎていく…

夕べ

駅舎を締め出されマジックアワーのベンチで楽天的な夢を語り合ったのはいつの日だったか 春の花が咲く完全体な夕べ 光が交錯して新しい門出を祝えればいい 新しい花が咲く完全体な夕べ ほんの僅かでも君の要素に染み入れたらいい

氷を食べよう。冬。

抽象的なアリバイを掲げて僕は会いに行く。 氷を食べよう。氷。氷。氷。冬。

もうすぐ春のこの夜に。

今日もまたさよならを繰り返す 度数の低いアルコールで酩酊しながら微妙な季節の月をみる 犬に吠えられる 邪悪な心を見透かされたんだきっと そんな世紀を過ごしてきた ボクとキミとは他人だから春に散った去年の吹雪はすぐに忘れる 心配事なんてその程度の…

君がいればそれでいい の言い訳

いつか世界がなくなって の議論君がいればそれでいい の言い訳 よくあるメロディーのよくあるリリック頑張って人生を謳歌する 意味あるのかなぁ意味なんてないよなぁ 意味のないことに疲れるなんて必要ないよなぁそれこそ意味ないよなぁ 君がいればそれでい…

とあるホームの片隅で

簡単な言葉をただ連ねていく 例えば 虫の音が聴こえる 初夏の夕べとか 雨が降りそうな新緑の深さとか汽車が来ない 次元のずれたホームのベンチで この温度と匂いと触感と 静かな音色を想い出に混ぜ混んだ完全な刹那を 宇宙の高みと走馬灯のプロローグとして…

前提

僕らの世代では 絶対なことが1つだけあって それは「人は必ず死ぬ」っていうこと僕らはそれを前提に生きてきた毎日は残酷で 毎日は楽観的で 生きる意味ってなんなのか?生きることと死ぬことが 神の視点で等価値ならば 生きる意味を見つけるために 僕らは生…

伝道師

君はいつでも伝道師だから 君の言葉を探してしまう表現はいたってまるで無表情だけど 君の個性を彩るにはまだ 何か足りない感情があふれる君が切り取る風景は 世界の色と温度と音楽に 甘やかされて 君の個性を彩るにはまだ 何か足りない手を繋ごうそれが優し…

君の感受性を讃える夜に

スナック菓子を食べ過ぎた 午前3時に 僕はなんてダメ人間なんだろうあの日一緒に観た映画館で 君はこっそり泣いていただろう 滑らかな時間が流れて 永遠なんてあるはずないのに時にたまに思い出す あの娘が褒めてくれた 君の感受性分かれ道だよ 君に手を振…

届いてないなら投げてやろう。

絡まって無自覚で 届いてないなら投げてやろうへんてこな歪み方 へんてこな軌跡を描いて先回りしていたら 行くべき道を見失った柔らかな夢の上 柔らかな春の調べ次に会えたら何を話そう 君との会話を予定してみる そんなことを言ったって 会えたら会えたで …

何者

何者かになるために 最下層の地底から 罵詈雑言を吐き続ける悪魔だ君が笑うその一瞬を 性懲りもなく見届けてやる夏の調べを 自己陶酔の辞典に閉じ込めて君は言う それが哲学なんだと君は唄う 古今東西の愛に憎しみを滲ませて別れの言葉は簡単で だからいつか…

夜明け

嘘っぽい話を自慢気に話してみた 遠くで鳴ってる電車の音が まるで僕らを非難しているように季節感のない夜 思い出を手繰りよせようと 「ねぇ、でもそれって、君の独りよがりじゃないの?」僕はぼんやりする 地球があまりにも轟音を響かせて 静かに静かにま…

僕は一人で佇んでいる。

僕は一人で佇んでいる。ここは荒野か、はたまた火星か。 だけど、空気の薄さは感じない。私は一人で佇んでいる。世界の果ての楽しげな森で。 急進的な思想を纏って。僕らは一人で佇んでいる。隣にいる君も、対岸の彼らも。 過剰な欲と、気難しい評価を。僕は…

音色

100年後の君に 伝えたいのはどんなこと?2021年のとある秋の夜 しとしとと降る雨の涼しさ 心を洗う優しい音色君が眠る静かな時間に 想い出とあの頃の気持ちを重ね合わせた永遠の永い時間は一瞬に過ぎて 僕はごくごく簡単なことに また改めて気づいてしまう20…