幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

詩人になりたかった

春の夜

心がもやもやして 眠れない夜は 君のことだけ考えて 春の嵐 もう泣き出しちゃってるから 多分、君のことが好きなんだろうな 具体的な要素は何一つ見当たらないけど 心の配列が おそらく少しだけ近似して 外は春の雨 君のことだけ考えて 君のことだけ考えなが…

春に想う。

まるで昨日の夕闇のように光る遠くの海波 信じきった君が可愛かった 君がなびかせた髪もしかしたらそれが絶対なのかと思ったりして 正攻法の理由で諦めていく僕ら ほんとは何がやりたいのか何もわかってなかったりする 酸味を効かした淡い思い出今日も寄りか…

祈り

祈りに近くてとめどなく 君と繋がっていたいと思ったんだよ 雑踏の中 佇む君をみた 言葉を 丁寧に丁寧に紡いでいく夜空 流れ星 並んでぼけーっと見上げながら いつか僕らは言葉の無い世界にいって 僕とか君とかお互いを呼びあわなくても 心は心でなくなって …

40000日

言葉が見つからない日は まるで死んでしまったような気分 うまく笑えない日は ごめん ちょっとなかったことにして 長く生きても たかだか4万日も生きれない この生命だから 君と出会えた この1日はとっても大事 繰り返し 繰り返し うまく言葉を紡げたら 君…

愛情みたいな友情。

例えば君の文字を僕が好んだとして。 愛情。愛情みたいな友情。 VICKSドロップをなめながら、喉のイガイガを気にしている。 時速250km超で走る新幹線。 君との距離も時速250km超で離れていくなら。 "愛"に勝る言い訳などこの世のどこにあると言うの? 愛情。…

理想の世界 - 世界征服

嘘を積み重ねて ほんとはホントが知りたいだけなのに 僕の知らない 暗黒の世界は 君の知らない 真っ白な世界 空が割れて 雪が降ってくる 我先にと走る子供 磨り減った靴底で バランスを崩しながら 狂おしいほど 情熱を燃やしながら 君は知らない 世界の歪み…

許してよ

大丈夫だよ 嘘ばっかりついていこうよ ごまかして 嘲り笑って つぶやいて 照れて笑った 許してよ 許してよ 君が好きだよ 大丈夫 嘘ばっかりついて 許してよ 許してよ

正義

冬の冷気が 君の頬を少し赤らめた 波打つ前髪が なんかいつもと違う感じ 世界の思い込みを どこかの食卓に紛れ込ませて 君と分けあおう それが愛だと信じているから 空から降る 幾億の星 僕らはいつか お互いのことを 讃えあって 讃えあって 共同作業を繰り…

機械仕掛け

世界中を駆けめぐった まさかの世紀の大ニュースも 目の前の君には勝てやしないんだ そんなこと 単純すぎて忘れかけてた 君が笑った口許が 時を越えて 次元を越えて 跳ね返った素粒子は それはもう 信じられないほど 煌めき ときめき 愛が溢れそうになる 君…

素粒子

世界の中心を君にぶつけて 跳ね返った素粒子を こっそり隠し持って生きましょう 愛情って言えば 嘘っぽい 責任って言えば 野暮ったい 高速列車が走る今日 心の中では 頭を撫でてみた 君が走る街並みを 綺麗な心が駆け巡ればいい 愛情って言えば 嘘っぽいけど…

11月の朝

ふわふわした感情を 夜明けすぐの東の空に 僕らは今日も旅に出て 君と出会い 君と別れる 移り変わりの速い世の中で 君がいない もうひとつの世界を想像してみる 心にすっぽり穴が開いて 僕はただただ虚空を見つめる 東行きの列車に乗ろう 11月の朝はいつの間…

君に内緒で詩集を読もう

君に内緒で詩集を読もう ぷかぷか浮かぶ 晴天の窓 アメにも負けない詩集を読もう 偉大な君を大いに讃えて 腰をあげて立ち上がった 夢見がちな夜 君も 君も 朝にも内緒で詩集を読もう 草原 未来 風 香り ユキにも負けない詩集を読もう 偉大な君を大いに讃えて…

落下

どうしてもこうしても 全てを君になぞらえて 優しい風と 湿った窓の淡い水滴 君と並んでしゃべった 変換テーブルを まるでいつもの呪文のように ぎりぎりのタイミングで 君を想う ただ単純なよくある愛情 僕の一部が転げ落ちた 空を見上げた どうしてもこう…

バイバイ。

君とバイバイする日の午後は 雨がよかったけど曇り空 涙雨すら降らなくて 僕は眼鏡を忘れちゃったから 君の表情すらわからなかったよ 急に胸が苦しくなって 少しうつむいた こんな一瞬も 10年後には何も残ってないのかな? よくある街の よくある出来事 君と…

今日の一言 -明日も雨だから-

今日の一言を どうにかこうにか脳から絞り出して 君と共有しよう 明日は雨だから 未然にぶっ飛んだ 愛情は爆弾みたいに からからに潤って 瑞々しく干からびていく 目の前をいつもの電車が走る さよならの覚悟なんていつも定まってない 未来の想い出を とにも…

夜の散文詩

いつか僕らは何も言いたいことがなくなって 暗い暗い静かな午後を ため息をつきながら迎えるだろう いつか信じあって いつか裏切って いつか罵りあって いつか笑いあう そんな繰り返しの螺旋の中で いつか楽しんで いつか転げあって 心を 吐息の中の淡い散文…

単純な季節変わりの秋の日に。

そっかぁ。 私は笑い始めた。 幻想的な夜明け前。 変な夢見た。 ふらふらしてた。 吊り橋効果って人は言う。 先天的な憧れ。 定常的な波動曲線。 夢? それはなんだか言い訳っぽい。 現(うつつ)? それはなんだか理屈っぽい。 楽しい風の一時を。 みたことも…

日常

何もないところから 積み上げた自尊心は 夕焼け煙る秋色の空 少しだけ 心を波打ってみた 歩き疲れた 大きな荷物をぶら下げて まわりこんだ池のほとり 君が眼鏡を新調した 何かを誇りに書き込んだ 笑ってみた 笑い疲れた 尊い命に祈りを捧げる 君に少し心奪わ…

比較

雨が降る 夏の終わりの夕暮れ時 君がいない そんな日があってもいいのかもしれない 哀しいことなんか 世の中そんなにあるもんじゃないから あなたがいない それに比べて考えてみれば 気は気で確かで 滅茶苦茶にしたいと思った 君がいない それに比べて考えて…

転生

世界が単純な闇に包まれる頃には あなたが置き去りにした 寂れた空き瓶を 虚空の空にかざして想う 明るくなってよかったと 東の果てにまた朝が来るから 期待はそのまま輪廻する 生き還る 息をする 過剰に期待して 失敗して照れ笑いする 晴れ渡り 未来をみる …

夏の鼓動

嘘みたいな夏の暑さに 驚いた振りをしてみせたのは 多分 君を忘れたかったから 空調の効いた部屋の中で 思い出をひとつひとつ現実化する 心にもない悪態をついて 君の興味を遠ざけようとした まるで世界は歪んでいるかのように 心の欠片を拾い集めるかのよう…

ダークファンタジー

宇宙規模で落下する 物体 廻りながら 囁きながら - もう時間過ぎてんだけど - 約束の時間 気付かない振りをする だだっぴろいエレベーターの中から 世界を見下ろそう 狂おしい惑星の 狂おしい一瞬 私はいつか あなたに寄り添って 道化のように同化する 世界…

休日

いつか見上げる空の色は この地球の呼吸のしるし 髪をまとめた君の表情が それを夏だと断言している もうすぐ梅雨があけるから 気分も晴れて 笑えるといいね その時々ごとに人生の愛情表現は変わるから この瞬間に一番可愛いのは君だってこと ゆっくりとゆっ…

冷凍蜜柑

君が居たままの季節を 温度ごと冷凍保存して 笑い転げた 卵型の夕べ 見たことのない最新鋭の機械なら それはまるで タイムマシーンのように 時をすべって 個人的な鼓動 よからぬ噂を 真心で暖めた 使い古しの風呂敷で包んで 泡みたいなテーゼとイデア もう少…

世界の果て

星がみえなくなって 僕らは電車に揺られてる うまく別れるための白っぽい夕べに うまくさよならなんて 言えたためしがあっただろうか? 天使の羽根を携えて いつまでも昇っていく哀しみのように いつか いつも 僕は完全体を目指すかのように 哀しみを感じな…

抹茶アイスと苺のアイス

君と会える日が 期限付きの 反重力装置なのだとしたら いっそのこと 時なんて止まってしまえばいいのになと思う 全ての哀しみが 時が進むことにあるのだとしたら 成長なんてしなくていいから 永遠にこの時をループしたいと思うのだから 君がいるこの時を 君…

からから

僕らは春の優しさを みずみずしい清らかさを 空に浮かべて ふらふらと漂い惑う 頬張ったおはぎがなかなか飲み込めない 慌てなくてもいいよ 君がからから笑った 相当数の想い出を 淡い水彩画の絵の具に隠して 空色の 水色の それが愛情だと言っても 君は信じ…

世界が闇と言うのなら。

恋が病と言うのなら お医者さんに治してもらえばいいでしょう 致死量に迫る焦燥が 今日も私の心を侵す 言葉をいつも考えている 名前のない感情 期待のない惨状 君のいない世界でも 私に意味などあるのでしょうか? 闇に落ちる 神に祈る 波に漂う 網に捕らわ…

流れ星。星占い。

冬の冷たい風に吹かれて 心が風邪をひいた 愛情と何度も繰り返して書いた詩 愛情を何度も何度も繰り返して 君と出会ったあの日の空に 暖色系の流れ星 優しさを 心の狂気を 幾重にも塗り重ねて ただの煌めきに変えて もしかしたら今日は運勢が悪いのかと思っ…

100京年

100京年近い歳月をかけ 宇宙はその存在をなくしてしまうという 不老不死の体を手に入れた僕や君も その存在すべき場所を失ってしまったとしたら どのようになってしまうのだろうか? 宇宙創造についてはあんなに議論した僕たちも 宇宙の終焉については微…