#詩
ヴァンパイアが虫歯になった朝僕達は喜びすぎて怒りを覚える何もない世界に迷い込んだ探検家が足元から消え去っていく ヴァンパイアが虫歯になった朝僕達は哀しすぎて楽しさを覚える吹雪警報のサーフィン日和に登山家は浜辺で波に乗る 孤独になった銀色の夜…
奇声をあげながら苛立ちが走りまわる 既成品の顔は全て蹴り壊されてしまう 犠牲者は10代の若者とミドルエイジと老人の“我思う、故に我あり“を名言集で拾った愛しい人達がんじがらめの人間関係に縛られている 規制解除の悪魔甘い言葉で彼らを誘う 威勢のいい…
なぜにこんなに忙しいのだろうまるでアラビアの夜を照らす月のように エーゲの海を夢みた人魚の躰を数億個の真珠で埋め尽くそうとやって来た盗賊は40+1人で紛れ込んでいるのは所在ない僕 なんと言っても言いがかりはやめて千年の夜を越えて 涼しげな声 遠く…
素敵な夢をみていたいな 甘くとろけるような素敵な夢をみていたいな 永遠に続くような憂鬱な雲を突き抜けて摩訶不思議な夢を もぎたての檸檬 酸っぱくて半べそかいた想い出の中の君 今は元気かな? 夕暮れの正門 待ち合わせをした下校のチャイムほのかな街の…
世界をなんとなく想いを込めてかき混ぜてみる 世界の要素の大部分を占める君の僕との関係性が弾き飛ばされてパチンと音がする沈殿する世界の中心から慣性の法則に従って遠ざかっていく はみだしていく 世界は意思はなくとも想いを込めてかき混ぜるもの それ…
きっかけを探しに海へと出掛けたよ濁った光の淀みにも魚が泳いでいて僕らはやっぱり生きて息をしてるんだね とがった岬のその先にスマホを取り上げられて泣いた午後久しぶりに書き殴った幼い想い 更新研修をうける 何の役にも立たない知識昨日は遅くまで起き…
中途半端な真実は僕の敵僕を悩ませるだけ悩ましてその先の答えは教えてくれないあいまいな現実何も教えてくれない 中途半端な真実は僕の敵限りなく善人面をしてるけど限りなく心は悪人に近い偽った現実限りなく悪人に近い 必死に磨いたレバーブローは僕の必…
僕らはいったいどこに流れていくというのだろう英雄と讃えられた皇帝様に聞いてみようか この世界のどこに真ん中があるというのだろう天国に旅立ったあの偉い人に聞いてみようか 少しばかり地団駄を踏んで戸惑ってみようか 僕らはいったいどこで命をかけるべ…
空が晴れた日はぶかぶかのブーツを履いて安らぎの丘にのぼる 楽しいことも哀しいこともすぐに忘れてしまうけどほんとはずっと覚えている 空が雨の日は素敵なレインコートをまとって想い出の部屋にいる 悔やんでも悔やんでもすぐに忘れてしまうけどほんとはず…
理屈を並べた昔の記録は何も役にたたないんだな詩的な言葉を届けよう僕らには星と空と雨と未来とはしゃいだ君で精一杯 夜空に並べた昔の記憶をちょっとずつ思いだして詩的な言葉を届けよう僕らには夢と心と風と季節とこおどる君で精一杯 迂闊な星と迂闊な空…
パレードの続きは夢の中で見させてこの気持ちからこぼれる吐息はいったい何色? 桜の国のお姫様と雪の国の王子様が見つめあって季節が始まる 月の散歩をしよう散りばめられた蛍たちよおいしい水はどこにありますか? 目の冴えたふくろうと眠たげなにわとりが…
夢をなくした若者がいつも頭の中で考えている名調子誰も思いつかないと独りよがりの世界的名言いくら待っても来ない愛情とは約束もしてないし 言葉も交わしちゃいない 誰かの言葉でしか僕は僕でありえないならいつかひらめいた詩を誰にも聴こえないようにつ…
まわる まわる この惑星の上まわる まわる この惑星の上レコードの針が飛んでもずっと踊り続けよう 未来はきっと輝かしいたとえ絶望の砂漠に倒れていても まわる まわる この惑星の上まわる まわる この惑星の上レコードの針が飛んでもずっと踊り続けよう 未…
夏の日の思い出なんて春にはもう忘れてしまってるちょっとだけ記憶力と想像力に長けている僕らは嫌なことばっかり覚えていて嫌なことばっかり思い描く 写真の中の笑顔は全部つくり笑いなんだって決めつけそうになっている僕を誰かが怒ってくれたらいいのに …
人魚姫がハモニカを吹いている不明瞭の中にすがすがしさと苛立ちが同居している ほんとうのことはひた隠しに隠してあいまいな表現で闇に逃げこもう 君の腰から下が魚だなんて信じられない綺麗な声を聴かせておくれ 人魚姫のハモニカに全てが踊れば僕も踊ろう…
トロッコ列車に乗って流れていく景色に目を奪われてそれだけだったんじゃないか思ってみれば それだけだったんじゃないか 偉そうな顔をしてあれはこうだ。これはこうだ。と考えていたけれど実際は何もしてないじゃないか口先以外 何もしてないじゃないか ト…
残酷な君を口笛に閉じ込めて意味不明なさよならを繰り返し歌うそのうちに忘れゆく記憶の再会を戸惑いながら降りていく螺旋階段に例えたりしている 幼い僕を灰色に塗り込めてこれ以上ない抱擁を性懲りもなく想うこんなしょうがない記録の片隅で知らない間に明…
いつまでだろう時に空は青く 狂おしげな君を感情の渦の中に圧し殺していく 大好きな詩をただ歌いたかっただけさ君の声を夏を惜しむ風が泣きながら かき消していく 「大丈夫。そばにいるから⋯」 置いてけぼりの言葉君の桃色のカーディガン 時に空は青くこの僕…
経験則に基づいて明け方の嘘を咀嚼してみる 心に棲みついた悪魔第一印象は思い込みのただの言い訳なんだろう 何もかもが羨ましすぎてだんだん だんだん 汚れていくよ君と離れていく 天使はいつか堕ちていくから神様はいつでも清く正しいから 笑いすぎてあご…
新しいことを始めよう他人の脳をパクってパクってアップデート 真夏の午後に散策したら汗だくになったこんなにびしょびしょになるなんて覗かないでよそれはプライベート 新しいことを始めよう水分補給と基礎を固めたジャジーなピアノレッスン 睡眠不足がたた…
君に会う日の日記帳には満天の空を浮かべて気まぐれな星座を創ろう四季折々の夜に 風の強い丘の上に立ち君は若草に染まる広げた両手を翼に「永遠不滅なの」とおどけてみせる 駆け出すような仕草でも聴こえないような声でも響きあう愛の語らいは続いていくた…
ある冬の寒い日に食べ残されたヴァニラ・アイスがずっと助けを求めている 純情すぎて悩んでた季節が過ぎてそれでもなお純粋な君は天使にも悪魔にも思えてくるけど 君だけの僕でいられないかな?「愛してる」とかそんなことじゃなくてさ 昼休みの度に図書館で…
昨日のことは全部忘れて「そんなんでいいの?」と君は尋ねるけど 夜空に流れる君との穏やかな未来を祈るそれだけで精一杯それでいいだろう? 明日のことは考えないで「そんなんでいいの?」と君は尋ねるけど 夜空に流れる君との穏やかな未来を祈るそれだけで…
あまのじゃく あまのじゃく 僕はあまのじゃく あまのじゃく 僕は 神様はとても意地悪 7月7日はいつも雨願いをかなえる天の川 行く手をはばむ天の川 真実の愛をしたためる短冊にへそ曲がりの君が書けなかった想いあまのじゃくな僕の届かない言葉 あまのじゃ…
僕はなんにも知っちゃいないまるでソクラテスのように振る舞っているけど ridiculousな毎日ridiculousな毎日が今日もひとコマ進んでいくだけ 僕はなんにもわかっちゃいないいつもナポレオンのようにすましているけど ridiculousな毎日ridiculousな毎日が今日…
男の子が手離した風船高く高く昇っていく 頭を小刻みに振りまるで地球に手を振っているように 月に着くまでに 何年かかるんだろう火星と握手するまでに 何年かかるんだろう アンドロメダ星雲に住む誰か心優しい人に拾われたなら長旅の話をしよう そして男の…
昨日までは全く未知だった今日がだんだんわかってきたんだ君のところへ運んでいってよ 僕を答えをおしえてあげるから そして 未来というお茶を楽しみながらゆっくり お話をしよう 明日がまた訪れてくるから部屋を掃除しているんだ君のところへ運んでいってよ…
ほら 誰かのラブレター君の自転車のサドルの上につながれた理想家の夢 ほら 疲れた君の吐息赤い電灯に照らし出された眠たげな三日月の瞳 さあ、「理想」をキーワードに二人だけの謎解きをしようさあ、「裏切り」をキーワードに二人だけの謎解きをしよう ほら…
君に逢いたいから星が降るのをいつまでも待っていた。 たった一つの願い事を用意して。それを頼りに。それを信じて。 君に逢いたいから星が降るのをいつまでも待っていた。 吹き抜ける風。春の初めの肌寒い風が君の向こうの“ぬくもり“を揺らす。 かすかに揺…
伝えたい事は特に何もない命が尽きるその前にもう一度だけ君に会いたい 話したい事は特に何もない人類の夢「不老不死」がいつか叶っても命が尽きるその前にもう一度だけ君に会いたい 愛の中身はわかっていないしある時期侵されたウイルスなのかもしれないけ…