2018-10-02 歪み 詩人になりたかった #詩 文学的な君の唇が 世界をまるで一点の線にする 反時計回りの憂鬱に 君の短絡的なさよならを感じ取れるなら この世界は幸せ 嘘じゃない 嘘かもしれないけど 嘘じゃない 多分 嘘だと思うのだけれど 文学的な君の唇に 世界はまるで一点の線に丸め込まれて 僕らは今日も 悲しい会話の異次元な歪みになる 君を閉じ込めた 完全体の自傷的な球体 この世界は幸せ? 嘘じゃない 多分 嘘だと思うのだけれど