愛情のはじっこがもつれて泣いて
僕らは何を告白したかったんだろう。
劣等感なら腐るほど持っているから
今さら何をわかちあえる訳でもないのに。
記憶、それから 優しい共有感覚を
明日の朝
出来ることなら夜が明ける前に
君と。
見上げた空が 果てしなく透き通っているのなら
それはきっと素晴らしいことだと
心に思い込んで。
混じり気のない純粋性を競いあって
無邪気に傷つけあう弱々しい僕ら。
慈しみ、それから 哀しい専有感覚を
明日の朝
出来ることならドアを開ける前に
君と。
出来ることなら夜が明ける前に。
見上げた空が 果てしなく透き通っているのなら
それはきっと新しい歴史の幕開け。
それはきっと素晴らしいことだと
心に思い込んで。