世界が音に満たされる夜は
君の頭の中に流れる音に想いを馳せる
想い出に寄りかかりたい
全ての時を越えて
未来はここで終わるのかも知れないのだから
月が貼り付いてた夜空
君の肩越しの愛情
そして僕らはいつの間にか
性別を越えて
世代を越えて
ただただ夜に想いを馳せる
地球上の小さな欠片になる
君と僕は想いを越えて
同時代の一瞬の
ただただ哀しい
慌ただしい
時空に浮かぶ刹那の泡になる
君の頭の中に流れる音に
僕はなりたい
この一瞬に
ただただこの一瞬に
君と僕がこの世に残る
最後の刹那になりうるのだから
世界が音に満たされるのだから