2019-05-02 風信子 詩人になりたかった #詩 ぐるっと回った 月の裏側のテントにひとり 君と語りあった夜 しとしとと微かな音をたてながら 雨をみていた 窓辺に軽いヒヤシンスの花 言葉を乗せて 風を信じて 僕らはたまに想い出によりかかる 単純に永遠の 途方もなく長い歴史の ほんの塵にもならない宇宙 君を愛していいですか? 新しい希望の ただただ愛しい聡明な君を 柔らかい 温かい 想い出に身を寄せながら