幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

♪恋しくて(小沢健二)

イメージ 1


幸せなときは 不思議な力に守られてるとは気づかずに
けど もう一回と願うならば それは複雑なあやとりのようで

寒い夏の朝に ひとりきりの部屋で
呑みこまれてゆく魔法のようなもの 感じてる

長すぎる春と知りながら 僕らは何度も逢い酒を飲んで
二人でよく見た映画はなぜだか "シリアル・ママ"とか"蛇拳"とか

そんなことの全て 僕らが見た光
眩しすぎて生々しくて痛むよ とりあえず

いつもいつも君が恋しくて 泣きたくなるわけなんかないよ
思い出すたび なにか胸につっかえてるだけ
baby,baby!


お互いのことを知りすぎたけれど 嫌じゃないよ 今そう思う
ブドウを食べたり "キムチラーメン"を探して夜遅く出かけた

そんなことの全て 僕らが見た光
眩しすぎて生々しくて痛むよ とりあえず

いつもいつも君が恋しくて 泣きたくなるわけなんかないよ
思い出すたび なにか胸につっかえてるだけ
それで何か思っても もう伝えられないだけ
baby!


そんなことの全て 僕らが見た光
呑みこまれてゆく魔法のようなもの 待っている





♪恋しくて


もぅこれが相当、昔の曲で
小沢健二君がいっぱいSingleを出していた頃に
Single「Buddy」に収録されていてAlbumには未収録なんですが・・・。

すんごいいい曲なんですよ。
これが。

なんていうか
おそらく、僕は
ほんとにほんとに君が恋しいんだなぁって思われて
すごく胸が切なくなるんです。



いつもいつも君が恋しくて 泣きたくなるわけなんかないよ
思い出すたび なにか胸につっかえてるだけ


そう、ほんとなにか胸につっかえてるだけなんだけど・・・

その胸につっかえてる"なにか"って
僕にとってはものすごく大事なものかもしれないじゃないですかぁ。
(少なくとも僕はそう思う。)

それは想い出であったり愛情であったり。
はたまた
それは たとえ会えなくなっても 君の幸せを願う純粋な気持ちであったり。


多分。
僕にはもぅ"未練"などはないんだろうなぁ~。

ただただ
大好きな君が幸せになってくれたらいいなぁ。
っていう願望?
"願い"とか"希望"とか"祈り"とか。

それらが込められて
最後に 少し間をおいて

♪baby,baby

って歌われるんですvv。


僕はこの
♪baby,baby のところがすごく好きで
聴くたびに
同じく やっぱりもぅなかなか会えなくなった
大好きな君の幸せを想って
胸の奥で"きゅっ"と祈りを捧げたり
やっぱり せつなくていつも涙がでそうになったりします。

それは歌詞どおり
別に 泣きたくなるわけなんかじゃないんだけれども・・・。



いつもいつも君が恋しくて 泣きたくなるわけなんかないよ
思い出すたび なにか胸につっかえてるだけ
それで何か思っても もう伝えられないだけ
baby!





画像はこのSingleの画像が見つからなかったんで
小沢健二君のAlbum未収録の曲を集めたAlbum『刹那』のジャケットを。

このAlbumとかその他の曲とか いろいろ聴いていると
昔から思ってたんだけど
やっぱ 小沢健二君の詩っていうのは
相当 天才的だなぁ~って思うのです。

天才というか。
無垢というか。

強がってはいるけれど
嘘・偽りなしに君を想う。
その心から紡がれた言葉。

なんかそれは作家のカテゴリでいうと 童話作家に近いのかなぁ~と
ひとりで思ってみたり。


その他、『刹那』に収められている
♪流れ星ビバップ
とか
♪さよならなんて云えないよ
も相当、名曲です。


いつまでも純粋なあなたに。

ほんとに心から愛しい人がいる方(それは両想いでも片想いでも。)は
是非是非聴いてみてくださいな。

そしてその想いは決して間違ってないんだと僕は思うのです。