2004年公開の作品なんで、
上戸彩は、まだ女子高生役だったし、
助演の神木隆之介くんにいたっては、子役で小学生役でしたw。
インストール
ストーリーは、人生の目標を見いだせない女子高生が登校拒否になり、
余った昼間の時間を使って、風俗嬢の代役のエロチャットバイトを始めるというもの。
そのバイトを持ち掛けたのが、小学生の男の子で、
なぜか、その子が、パソコンやチャットにやたら詳しいって話でした。
あぁ、そっかぁ。2004年当時のパソコンって、まだこんな感じでしたっけ?
って単純に思ったよ。
小説の原作が、もう少し前の話(2001年刊)だから、
もしかしたら、設定は2000年前後かもしれませんね。
だとしたら、確かに当時のパソコン環境はこんな感じ。
Wi-Fiなんてなかったから(あったとしても知らなかったw)、
ネットにつなぐには、電話線でモデムつないで、てんてんてん。みたいな。
そう思えば、20年で、だいぶ文化も変わったのね。
そういう意味では、実はこの作品も、かなり時代を切り取った作品なのかもしれない。
その後、すぐに芥川賞を受賞する綿矢さんの作品ですからね。
個人的には、なんか感心しちゃった。
今考えると、なかなかすごい作品ですねw
題材がエロチャットだけど、当時の上戸彩が、よくこの役を引き受けたな。
って思うと、なんか感慨深い作品です。
”公開から20年”のこの時期に観るのが、いい作品かもしれないですw。
かしこ。