実は、少し前に観に行ってましたー。
すごい映像、すごい迫力。
エヴェレストの登頂に命を懸けた男たちのお話。
いやー、でも、"山屋"の考えてることはほんとわからんよ・・・。
極限状態で自然と対峙する、
その圧巻さに恐怖すら覚えて、
何度も、スクリーンから逃げ出しそうになりました。
すごすぎて、理解できなくて、
恐い。
あまりにもぶっ飛んでいて、命を削ってて、
それでも山に向かうその感覚。
「クライマーズ・ハイ」という言葉があるけれど、
ただそれだけではないような気もするんだよねぇ・・・
命を削ることで、"生"をかみしめている??
命を削らなきゃ、"生"はかみしめない??
恐い。怖い。
いやだ。いやだ。
逃げ出したい。
逃げ出したい。
尾野真千子さん演じる岸涼子の健気さと、
風間俊介くん演じる岸文太郎の狂気をスクリーンで見せつけられたら
その場を逃げ出すこともできず、
最後まで 作品にくぎ付けになってしまってました。
怖いお話ですよ。
昔、『アイガー北壁』というアイガー北壁に挑む"山屋"の映画も観ましたが、
それと同じで、最高峰の山に挑む物語は、どうやったってこんな結末になってしまうんだ。
あぁ、怖い。怖い。
でも、とにかく いい映画です。 (「いい」なのかな?ちょっと形容詞がわかんないw)
圧巻の映画。
観ておくべき作品っていうのは、こういう作品をいうのかもしれません。
「俺がここにいるから、山に登るんだ。」
「約束してください。絶対、死なないって。」
多分、今年一番の作品はこの作品になるんだろうな。
あぁ、怖い。怖い。
でも、絶対、観て損はしない作品だと思います。
でも、怖い。怖い。
かしこ。