だいたいの
秋の匂いはかぎ分けて
僕は今日もオレンジ色の空を見上げる。
ミッションクリアできたかな?
今日はいい1日だったか?
あなたの胸ポケットには
いつしか刻み込まれた未来の紋章。
綺麗な色に染められて。
"絶妙"といえば
あなたの心みたいに。
出来れば、いい1日で。
出来れば、いい人生で。
呼吸の音だけでわかる。
僕らはもしかして
そんな関係を望んでいたのかも。
「夕焼けの 、 、 、 詩を書きたいなぁ。」
かぎ分けた
秋の匂いは 今日もオレンジ色をして。
息を切らせた
透過性の高い雲。
小走りに 過ぎ去っていく。