幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

想い出。

夕焼け前の快速列車が君は大好きだった。

まるで私がナイフで
空を切り裂いているみたいでしょ?


暮れ行く空。
窓からこぼれるオレンジ色に
君は柔らかい髪を染めて。

優しさなら胸をえぐるように。


夕暮れが血の色という形容は私、好きじゃないの。
流れる血潮の体温は
もっと毒々しいほど私を切なくさせるから。


窓の外。
僕は流れゆく風景を観る。
それにみとれる君を観る。


夕焼け前の快速列車が君は大好きだった。

まるで私がナイフで
空を切り裂いているみたいでしょ?


想い出が。

想い出が オレンジ色に染まる今日。

まるで私がナイフで
空を切り裂いているみたいでしょ?