幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

哀しい予感(梅田藝術劇場)

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さっきTVを観てたらね。
SoftbankホワイトプランのCM。

市川実日子ちゃんと加瀬亮君。

「結婚しよう」

「電話で言うかー」

ピンポーン。

「結婚しよう」

ってCM。わかりますかね??^^

まぁ、それを観て僕はなんかわぁぁ~っと思ったわけで。。。


って言うのは
市川実日子ちゃんと加瀬亮君。
この組み合わせが1月の末に観に行ったお芝居『哀しい予感』の2人と同じ組み合わせだったから。



『哀しい予感』


原作、吉本ばななの小説を映画『ヴィタール』などの監督として有名な塚本晋也が演出した舞台。


そうそう僕、実は3~4年前にこの原作小説を読んでいて
でも内容はすっかり忘れちゃっていたわけで。。。
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ごめんなさい。実は僕、ばななさんの小説、結構、読んじゃってるんですよねぇ~。読後感が好きで。
なんか、ばななさんの小説って読み終わった後、優しい気持ちになれるじゃないですかぁ~。
その感覚が好きで。
だから、結構、読んじゃってるんですvv。
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で、この小説も過去に読んだことあるんですけど
やっぱり内容は忘れてしまっていて・・・f^^

でもなんとなく、読み終わった後の感覚が
「いい小説読んだなぁ~」って気分になったのはすごく覚えていて
それでね。
今回、舞台化された作品も観に行ったんです。


透明感のある小説だった記憶は、なぜか鮮明に頭に残っていたから。。。



舞台化された『哀しい予感』。
いったいどうだったのかと言うと・・・。

これがまた原作に忠実に瑞々しく透明感あふれるいい舞台でしたねぇ。
まぁ、完全に内容は忘れちゃってたから、
あぁ、なんとなくこんな感じだったとか、あぁ、なんとなくこんな話だったとか
思い出しながら観てたんですけどf^^


驚いたのが、市川実日子ちゃん。
舞台は市川実日子ちゃんの独白から始まったんだけど、
その時点から、舞台全体に瑞々しさと透明感が漂って。

こんなに透明感のある女優さんがこの世にいるんだ。ってすごい感心した。
感心。っていうか心にびしびし響いて。

いい女優さんですよね。
穢れがないと言うか、いい意味で純朴と言うか。
正直、ずっとずっと観ていたいって気持ちになりましたよ。
まじで。まじで。

そして、その空気感がほんと原作の空気感に完全にマッチしてて。
もぉ、これは奇跡かなぁ。って思っちゃいましたよぉ。
奇跡の舞台だ!これは!みたいなぁ(笑)


まぁ、相手役の(相手役って言っても弟役。弟役って言っても実はちょっと複雑な弟役なんですけどねf^^) 
加瀬亮君も実日子ちゃんに負けず劣らず透明感があって
おばさん役の(おばさん役って言っても実はお姉さん役。というか、複雑なおばさん役なんですけどぉf^^) 
藤井かほりさんもやっぱ原作の雰囲気に忠実でしたけどね。


ちょっとこれはいいお芝居観たなぁ~。って感じでした。^0^



このお芝居、観に行ったのは実は大阪公演・千秋楽のソワレ公演(1月28日)で
以前にレビューを書いた劇団とっても便利の『オトギバナシ』の後に観に行ったんですけどね。
(お昼にHEP HALLで『オトギバナシ』を観て、夜にそこから徒歩5分ぐらいのシアタードラマシティで『哀しい予感』の千秋楽公演を観る!!vv)

奇しくも2つのお芝居とも"家族"についてのお芝居で。。。

うーん。なんとなく
心に思うことがたくさん詰まったいい一日でしたね。


やっぱ、お芝居って楽しいですよ~。

みなさんも機会があったら劇場に足を運んでみては。。。



最後に。

市川実日子ちゃんがほんとに最高!!

これから注目の女優さんですvv。