幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

ジュブナイル

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はぁぁ。
今年もあっけなくお盆も過ぎて
社会人の、もぅそれこそ短い夏休みは
あっという間に終わってしまったわけではありますが・・・。

夏休みを題材にした作品で
岩井俊二監督の『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』っていう
大好きな作品があるわけです。


そして、今回、『三丁目の夕日』の山崎貴監督の初監督作品
この『ジュブナイル』を観たとき、
なんとなく『打ち上げ花火、~』を思い出しちゃった。

内容、全然 違うのにね。

ん? もしかして
これは小学生の夏休みの話だから?

麻木久仁子さんがお母さん役をやっているから?
(『打ち上げ花火、~』の時は先生役だったね)

そんなこと思いながら作品観てたら
あとでネットで調べて知りましたぁ!!

ロケ地が一緒なんだって。


どうにも山崎貴監督が『打ち上げ花火、~』のファンであって
わざわざロケ地を一緒にしたそうだ。


あぁ、それでかぁ~。

ただ、それだけでもないけれど・・・

三丁目の夕日』をまだ観てない
おいらにとって
山崎貴さんの作品は初めて観たんです。

コンピュータグラフィックがすごい人。

ただ、それだけかと思ったりしてたんだけど・・・


いやいやいや。

この作品観て、
それは全然、思い違いだと知りました。

VFX(コンピュータグラフィックを使った視覚効果?)は
単なる一種の特殊効果。

それ以上にもっと
山崎貴さんのいいところは
誰もが持っている少年時代の郷愁を
それはそれは丁寧に紡ぎだし
そして、観ているお客さんに
そっと優しく
差し出してくれるところなんですね。


いい作品だったわー。これ。

なんだか、ちょっと郷愁に包まれて
観てて なんだかぼんやりしちゃった。


内容はむっちゃSF。

でもねー。

それは少年・少女にとっては
かけがえのない貴重なひと夏。


だから、夏休みの物語は
いつの時代も
大人たちに
清らかな心を思い出させたりするのです。


まじ、いい作品だったよー。


子供達の夏休みが終わる前に。

たとえ大人になったあなたにも。


ぜひぜひ観てもらいたいお奨めの一作です。




主演クレジットは香取慎吾くんですが
ほんとの主役は
少年・少女の子役達です。
― 香取君がダメってわけじゃないです。正直、香取君もよかった。

特に子役時代のマドンナ役:鈴木杏ちゃんがバツグン。

確かにこの作品の鈴木杏
ほんとにほんと、むちゃ素敵です☆



久々、いい作品に出会ったなー。
むっちゃ好き。

あなたにも、是非。v^○^v


やっぱ、夏休みの物語はいい作品が多いなー。

きっと誰もが
夏休みが好きだからだね☆



「そういう その時代にふさわしくないほど進んだ文明のことを
  我々はオーバーテクノロジーと呼ぶわけなんです」



「じゃぁ、祐介。エフ、アイ、ディーだ。」

  「?? ファイトいっぱつ どんと行け?」