あぁぁ、こんなことなら観なければよかったなぁ~。と思いました。
価値観が違うんだもん。
命がすぐに奪われていく作品は苦手。
これで、正義とか、悪とか言われても、考えが及ばない。
悪、悪、悪。
こんな作品を世に公開することが"悪"だと思うよ。
最近ですね。
この手のイカれてる作品が多すぎて、
このままいくと この国はどうなっちゃうんだろうか、と心配になる。
確かに個人的には三池(崇史)監督は苦手だけど、
今回はそれ以前の話。
内容的にね。
内容的にね。
やっぱり、個人としては受け入れ難くて。
本気でこの映画を観て、「おもしろかったー」とは言えないと思うんですよね。
逆に、三池監督の撮り方自体は、うまいなぁ~とか思っちゃったんだけどf^^。
だから、作品の主張は何なんだ?(何を訴え、観客に何を考えてほしいんだ?)って話ですよね。
垂れ流すだけの作品は"悪"だよ。
だったら、観なけりゃいいんだけどさ。
垂れ流されると、観ちゃうこともあるでしょ。
内容みるまで、わかんないんだからさ。
だったら、やっぱり 公開自体が"悪"。
お金かけてまで、作る作品ではないと思います。
まぁ、それでも唯一 この作品の見処としては
役者さんの演技ですね。
大沢たかおさん。
松嶋菜々子さん。
藤原竜也くん。
山崎努さん。
岸谷五朗さん。(普段、あんまり好きじゃないけど、この作品の岸谷さんはよかった^^)
永山絢斗くん。
伊武雅刀さん。
皆さん、お上手。
"特に"もなくて、全員、お上手!!
この演技を観るためになら、確かにお金を払ってもいいような気がします。
ただ、個人的にこの内容はダメ~。
いくらカンヌに招待されようと、ダメなものはダメ~。
ただね。
ちょっと死刑制度がない国で
この映画を公開したら どう思われるのか、
その点だけには 少し興味がある。
それでも死刑は不要ですか?
私刑に処すから大丈夫なのかな?
「どんなやり方も、全て間違いだ」
「この男を殺してください。御礼に10億円差し上げます。」
演技、うまーい!!
ほんと、それだけの映画です・・・。