幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

月はどっちに出ている

 

 

昨年、亡くなられた崔洋一監督の1993年の公開の映画作品。

 

タイトルはものすごく有名で、

岸谷五朗さん × ルビー・モレノさん出演の映画だとは知っていたのですが、

これまで一度も観たことがなかったので、

WOWOWで放送されていたこのタイミングで、

初めて観てみました。

 

月はどっちに出ている

 

へぇ~、こんな作品だったんだね。という感じ。

めっちゃ、イメージは、タクシーで走るロードムービーなのかと思っていたけど、そうじゃなかった(笑)

 

バックボーンと時代背景が違うため、

なかなか理解が難しかった。ってのが本音かな。

 

でも、道に迷った新人ドライバー(当時は、カーナビなんてものがなかったので(^^);)に電話で道を教える際のセリフ「月はどっちに出ている?」を

タイトルに持ってきたのは秀逸。

 

月の方角だけで、正しく目的地に着くことなんて出来ないし、

人生には、道なんてないので、

群像劇として迷う人々の状況を喩えているのかと思う。

 

その他としては、出演者の若い頃の遠藤憲一さんとか、國村隼さんが観れてよかったです。

岸谷五朗さんや、金田明夫さん、小木茂光さんは雰囲気そのままでしたけど。

※めちゃめちゃ若い萩原聖人くんも出演してたw。

古尾谷雅人さんがご存命で、お姿を観れたのもよかったです。

 

まぁ、トータル、観れてよかったですね。

 

この作品から、『GO』、『パッチギ』につながるかと思うと、

記念碑的作品だとも思います。

まぁ、『パッチギ』は観たことないんですけどね(笑)。

次は『パッチギ』かなぁー(^^)/。

 

かしこ。