幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

永遠の0

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実は昨年の暮れに観に行ってました。
2013年は、結構、映画を観に行っていて
東京家族』とか『真夏の方程式』とか、かなり素晴らしい作品にも恵まれていたのですが・・・
 
最後の最後に、また素晴らしい作品に出会いました。
 
永遠の0
 
ほんとは、2013年という括りだけではなく
今まで観た全映画作品の中でも、一番ではないか!?というぐらいの
素晴らしさで。
個人的にはすごく心に残る作品でした。
 
何年か前から、戦争映画をよく観に行っていて
それは、平和について考えるという意味で
そろそろ自分も本気で考えなきゃいけないかなぁ、と思う年代に
自分が到達してきたこともあって。
そのためには、先の戦争から学ぶべきものを
娯楽ではなく、感じていかないといけないと思ったからでもあったのです。
 
近年観た映画でも
硫黄島』プロジェクト、『太平洋の奇跡』『山本五十六』『日輪の遺産
(『終戦のエンペラー』はかなりいまいちでしたけど↓↓↓)。
でもやっぱり、戦争映画って
お客さんの年齢層が若干高め、って印象があって。
 
だから、まずこの映画の客層が老若男女問わず、ってところに驚きがあって。
それとともに、多くの人が戦争と平和について
考える機会が出来たことにもうれしさがあって。
 
それにやっぱり、作品が素晴らしくて
観客動員も素晴らしくて、
多くの人にメッセージを届けられてることも素晴らしくて。
それも、戦争映画で。
 
原作、売れるだけあって
話の展開も素晴らしかったです。
映画の上演時間:2時間ぐらいだと思うのですが
ほんと1秒も無駄な時間がなかったりするのです。
 
物語の最初から、最後まで全く完璧!!って作品は
他にそうそうないです。
 
原作も脚本も、それに応えた役者さんも、演出も。
 
役者さん。
過去版の岡田(准一)くんも井上真央
現代版の三浦春馬くんも 吹石一恵さんも
あと、脇を固める豪華ベテランの役者さんもみんなみんな素晴らしくて。
 
特に主演の岡田准一くんは、その素晴らしさは前々から思ってたんだけど
意外だったのが、現代版の三浦春馬くんで、
こんないい演技するんだなぁ、と
なんか急に評価がものすごくあがりました。
 
いい役者さん。
それに脚本、演出も完璧。
 
奇しくも2013年。
あの宮崎駿監督の最後の作品、『風立ちぬ』も
同じ零戦を扱った作品でしたが、
ユーミンの主題歌を除いては
内容、メッセージ性 ともに こちらの『永遠の0』に軍配かな?
 
原作の百田さん。
正直、ただのおしゃべりなおっちゃんかと思ってたら
こんないい作品を書いていたんですね(笑)
また、原作も読めたら読んでみたい。
 
そして、その内容を完璧に映画作品に仕立て上げた
山崎貴監督。
ほんとうに、素晴らしいです☆
 
観るべき作品があるとしたら、こういう作品だと思います!!
 
 
「たとえ死んでも、それでも僕は戻ってくる。
    生まれ変わってでも、必ず君のもとに戻ってくる。」