幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

ノルウェイの森

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鑑賞したのは、実は公開前。
試写会で この作品を鑑賞したので、
実は観てからもぅ1ヶ月ぐらい経ってるんだなぁー。
 
感想はね。
書かないでおこうかと思ったの。
 
前から何度か同じ趣旨のことを書いたけど、
好きな作品とか、好きな作家さんの作品って
あんまりこうして文章にするのが得意じゃないから。
 
気持ちの整理がちゃんと言葉に出来ないのね。
 
だから、観てからだいぶ時間が経ってしまったのだけれど。
 
思いがけず、試写会に
スペシャルゲストとして松山ケンイチくん本人が来てましたー☆(with 監督)
 
事前にはそんな案内は何一つなかったので
すごく得した気分♪
 
 
このブログでは、ほとんどそんなことは書いていないのだけれど、
実は 個人的に村上春樹くんの作品は 結構 読みあさったくちで。
ここのところの作品は全然読んでいないのだけれど、
10年前以前の作品は 結構の確率で読んでいるんですね。
 
もちろん、『ノルウェイの森』も原作を読んでいて・・・。
 
でも、実際に原作を読んだのは、たしかまだ僕が学生の時だったと思う。
だから、それから時間もだいぶ経ってしまっていて、
話の詳細も 結構な部分、記憶の底に沈んでしまっていたんだけれど。
(ただ唯一、直子の結末だけは・・・。それはずっと覚えていた。)
 
映画を観たら、スッと脳裏に蘇ってきた。
 
人間の記憶って不思議。
 
そして、映画は忠実に原作の世界観を描き出してるなぁー。と。
素晴らしかった☆
 
それ以上は、まぁ、この作品に関しては
言わなくてもいいのかなぁー。と。
 
もしかすると、エロ映画じゃん!の一言で終わらすことも出来るし、
やっぱ 喪失と再生、そして愛の作品だと 言うことも出来る。
それは、まぁ、観た人それぞれが各自の想いで受け止めればいいことだし。
 
 
最後にキャスト的なことだけ言うと、
ワタナベくん(松山ケンイチくん)、直子(菊池凛子さん)、ミドリ(水原希子さん)を始め
キャスティングされている役者さんが
はっきり言って ほぼ完璧!!
 
特に、菊池凛子さんの直子が
正解過ぎて、感動すら覚えました。
 
原作を知っている作品で
こんなに忠実に世界観を再現している作品は
もしかすると 個人史上、初めてじゃないかなぁー。
 
やっぱ、春樹くん作品は、個人的に心にはまる。
個人的には タイミングよく
この作品を 観れてよかったと思っています v^○^v
 
 
「あなたは 私のこと、好きでいられる?」
 
「僕は本質的に楽天的な人間なんだよ。」