はぁぁ、1個前に記事を書いた『花咲舞が黙ってない』と同じく
またまた池井戸潤さん原作のドラマです。
七つの会議
NHKの土曜ドラマ。
まったくの同時期で、かぶってたんですね。
でも、そこは、天下のNHK。
民放のドラマとは作りが違って、
重厚で、雰囲気も重々しく、
それはそれでまた違った"おもしろさ"がありました。
(個人的には、このような重厚感のある"おもしろさ"のほうが好きです^^)
ストーリーは
中堅電機メーカーの不祥事をめぐる"会社ぐるみの隠蔽"と"内部告発"の間で揺れる
中間管理職の話。
もしも実世界で自分がこのような事態に巻き込まれたら。
あってはいけない話だけど、あり得ない話ではない。。。
作品の雰囲気も相まって、そんなことを思いながら観ていたら
途中、息苦しくなったりもしたけれど、
そういう作品を作れるのも、やっぱりNHKの成せる業なんだ。と思ったら
少しだけ納得。
正直、この作品を観ていて、気がどうにかなってしまいそうになった人は
僕だけではないはずだ。
それだけ、会社という組織は怖い。
そのような怖い会社がたくさん集まって形成される社会というものは、もっと怖い。
生きていくのは大変ですよ。
ドラマ1つでそこまで想いをはせなくても、いいのかもしれないけど(笑)
少年隊の東山くんがね、
これほど、疲弊しきった主人公の中間管理職サラリーマンを
見事に演じきれるなんて、思いもしなかった。
あのヒガシがですよ。
白髪交じりの、エリートではない普通のサラリーマン。
こんなにうまく演じきれるの!??
すごかった。
前々から思ってたけど、ジャニーズできちんとお芝居をされている
ドラマ班の方々は、案外、ほんとに演技がうまい!!
いい発見でした。
池井戸作品の中では、とりあえず、これが暫定第1位ですねv^○^v。
※ 追記
『七つの会議』のタイトルの意味が、ドラマを観ただけでは全然わかりませんでしたが
これは原作を読めばわかりそう。。。
時間があったら、原作も読んでみたいですね。(そればっかw)