まぁ、ほんとはキム兄のことは
個人的には、あまり好きな芸人さんではないんですけどね。
※
なんとなく話がくどい?&
なんとなく話が上からのような気がして・・・
だから、あまり好きな芸人さんではなかったのですが・・・
この映画はよかった。
よかったというか
芸人さんだからといって
奇をてらうわけでもなく
真摯に、スマートに
監督業をこなしているように感じられて・・・
こういう方面には
すごく才能あるんじゃないのかなぁ~と思って。
とりあげている題材もよかったですね。
これ、実話ベースなんだぁー。
昭和25年。
戦後初の新千円札が発行されて
まだあまり世の中には出回ってないんじゃないかという頃に
ある村で結成されたニセ札偽造団の話。
お金がすべてという世の中で、
偽物でも本物でも
お札はただの紙切れでしょ。
なんでその紙切れに私達は振り回されなくちゃいけないの?
と、なんだか そんなメッセージも込められたストーリー。
まぁ、悪い事は悪い事なんだけど、
それを別に美談にしているわけでも
正当化しているわけでもない。
そんな作品の作り方に
個人的には共感を覚えたんだなぁー。
倍賞美津子さん演じる主人公の学校教師。
正義感が強く、その正義感から
犯罪の片棒をかつぐ役割を担った彼女の振る舞いに
なんだか現代社会にも通じる
難しい問題提起があるのかとも思うのです。
うん。やっぱりキム兄。
監督業は才能あるのではヾ(≧▽≦*)ヾ
ちょっと、この方向で
ぜひぜひ次作、次々作も
監督として作品を作っていってほしいですね。
「私はニセ札を作るつもりはない。
これからつくろうとしているものは あくまでも本物の紙幣です。」
これからつくろうとしているものは あくまでも本物の紙幣です。」
佳作だと思います。
よかった。よかった。v^○^v