幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

銀牙-流れ星 銀-

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銀牙??

あぁ、犬がクルクル回るお話でしょ?

って言ったら
先輩が、それだけじゃないから読め。と。


若干、連載当時(いったい、何年前だ?笑)
ちゃんと読んでた気がするのだけれど
改めて読んでみたら
全然、内容 覚えてなかったw(゚○゚)w

でも、ところどころ
覚えてたんだね。

もちろん、赤カブト編、
親父がリキであることとか
全国へ仲間集めの旅に出ることとか
覚えてたよ。
大枠のあらすじはね。

でも、場面場面になると
かなり記憶が曖昧で。

例えば、
四国に向かって、みんなで海渡るところとか、
紅桜に挨拶代わりに張り手くらわされるところとか、
ビルがスナイパー邪魔して足差し出す場面とか
そんな局所的なことは
あぁ、これ観た事ある!!って思ったの。
(四国編ばっか(笑))

でも、なぜかその後の四天王編は全く覚えてなくて
でも、主力隊とは全く関係ない
グレートの"血の涙"は、若干 記憶に残っていたり・・・なぜだ?ヾ(≧▽≦*)ヾ

そして、
二子峠での熊との死闘、
その後の八犬士編は
ほとんど覚えていませんでした。

あれれ?

ジャンプ。
読んでなかったのかなぁーw(゚○゚)ww(゚○゚)ww(゚○゚)w

でも、
クルクル回ってたのは知ってたし ← そればっか。


まぁ、ちょっと謎の漫画でした。≧▽≦。扱いがね。


で、改めて
読んでみての感想は・・・。

昔の作品を読み直した時によく思う感想(特にジャンプ作品)と同じく
若干、思想的に浅いかなぁー。と。

まぁ、少年誌だから仕方ないといえば仕方ないのだろうけど。

正直、少し怖かった。

だって、これって ほんと
ちょっと"右"寄りじゃないですか?
(いや、こんな感想書くこと自体、若干、怖ろしい気がするのだけれど・・・)

統帥がいて、兵隊がいて、
統帥のために命を捧げるってね。
そこにはいまいち個々の命の尊さはなくて
(戦い方に関する個性はあるけれど)
口では「命を粗末にするなー」とか
「正義のために」とかセリフはあるけれど
結局は、熊倒して、
最終的には犬の楽園(理想郷)を作りたいんだよね。

あぁ、なんか怖ぁー。と思ってf^^。

目的のために、戦闘集団(軍隊)作って
なんやしら理由つけて
熊側の地域侵略して、正義だーって言ってしまう。

なんだか、軍国主義っぽくねぇ??
と 思っちゃったのです。

まぁ、主人公を犬。
敵を熊(もしくは狼)にしてるから
なんとなく誤魔化してはいるけれど・・・。

銀が時折、口にする
「人間を殺すような貴様らは・・・」というセリフ。
それにも、若干 違和感があり・・・。

犬が言ったらダメだろうと。

人が人に対して言うセリフであれば
それは全く持っての正義だけれど、
動物が動物に対するセリフとしては、
いやいやいや、
それは作者の「人間」としての驕りでしかないだろうと。
どんだけ、動物 殺してんだか。人間は。

なーんて
考えてしまったのです。私なりには。


ま。
昔の少年誌なので
深い意味はそこには"まーーーーーったく"ないんでしょうけどね☆


思想を除けば、犬のマンガ(笑)

構想をあまり練りきれていないままに進んじゃったんだなー。
ってのが随所に見られて
その辺が若干、楽しいですv^○^v


海坊主=紅桜 という構図。

そこんとこ、要要要チェックです!!



感想、若干、辛口ですが、おもしろくない!
ってわけではないので、悪しからず・・・≧▽≦

まぁ、またマンガも読みたいですね~☆☆☆