幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

床下のほら吹き男(MONO)

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今年の観劇のペースはちょっとだけスロー。

ん? でも、去年もこんなペースだったかなぁ~^○^


ってことで、
今年、2ステージ目の観劇は
去年も同じような季節に観に行った
京都の小劇団(?小でもないか!?土田さんって結構、有名ですもんね??≧▽≦) MONO の本公演。


床下のほら吹き男

at ABCホール。


ABCホールも、去年のタニマチ金魚以来
行くの2回目で。

チケット買うの直前まで悩んでたから、
席はだいぶ後ろの方だったんだけど
この広さと、なだらかなスロープが
とっても観やすいホールなんで、個人的にはお気に^^なんです。
(まぁ、キャパが若干狭めなんで、公演うつのが、やっぱ自分好みの小劇団さんが多い。ってこともあるんですけど。ネ。)


お話は、
4人で暮らす4人姉妹の自宅の床下に
大きな空洞があって
そこにつけこんで金を騙し取ろうとするインチキリフォーム会社の社長以下、社員3人と
疑心暗鬼な4人姉妹のお話。

そこにどこからともなく現れる黒いスーツの男・・・。


床下にね。
そりゃぁ、家人も知らないソファーが置いてあって
家人の知らない扉があって
家人の知らない男が出入りしている。

で、その男はやたら事情通ぶった発言を繰り返している。


って言ったら、
まぁ、なんか変な話ですけどね。


去年も思ったんだけど、
さすが、土田さんの脚本ってしっかりしてる。

終わって
あれ?これ、1時間半ぐらい?
って思ったら、しっかり2時間、過ぎてましたぁ~。

あぁ、これ、飽きないんだね。

飽きないというか、飽きさせない。

シュールでもないし、ナンセンスでもないし
会話がおもしろいもん。


会話がおもしろい。

それとテンポね。


だから、いつの間にか
劇空間の中に、見入ってしまうんだろうなぁ~。



今回の床下は
木造建築で、木の柱がいっぱい立っていて、
床下だから、薄暗く、
さらに謎の黒いスーツの男が、謎の言葉をいっぱい残していくってところで
去年観た遊気舎さんの「ゲトゲト」と、個人的にはデジャヴしたりもしたんですけど・・・
(まぁ、「ゲトゲト」は屋根上のベランダ(夜)。一方、こちらは床下で。はっきり言っちゃうと、これは全然違うんですけどね^^)

個人的にはこの雰囲気、好きなんだなー。



いいじゃない。

なんかこの、
いろいろありましたが、
最終的にはまた一歩前進出来る。っていう雰囲気。


今回のMONOもよかったですvv。



あ。
実はあんまり知らないんですが、MONOさん、今年で20周年なんだって。


20周年、誠におめでとうございますv^○^v。



来年も、また 観に行こーっと♪




「ほら吹き男爵みたいだね。あの男。」