幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

赤い薬(MONO)

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個人的に
一昨年、昨年に続き
観にいくのは3回目になるMONOさんの公演^^。

土田さんの描く
少し大人びた会話劇を
MONOの5方を中心とした役者さん達が
少し大人びた感じで演じている、
その雰囲気が
なんとなく心に残ってね。

観に行ってみよう。と思うのです。

爆笑を期待しているわけではないけれど。

感動で涙、を期待しているわけではないけれど。

少しだけでも
心に温かいものが灯ればなぁ~と。


今回の「赤い薬」は
なんでも12年ぶりの改訂再演なのだそうで、
実はそんなこともあんまり知識として入れないままで
ふらふらふらっとHEP HALLに観劇に行きました。

観終わった後の感想は、
(うん。これ、中味は全然違うんだけど、)
なんとなく、パッと頭に浮かんだのは
吉田修一さんの『パークライフ』を読んだ時の読後感。

個人的に心に格納されるスペースが
その芥川賞作品を読んだ時の格納スペースに
非常に近いような気がして・・・

話とか、内容とかは
それこそ、全く持って
全然違うものなので
それはそれは、すごく不思議なことですが・・・。

芥川賞的だなぁー。
と思ったのかな?

巧く、大人だなぁー。
と思ったのかな?

何故、そう思ったのかは
思った自分でも
実は全くわからないんですが(笑)

まぁ、直感ってありますよね。

そして、その雰囲気(読後感)は
キライな雰囲気ではない。


淡々と、
でも可笑しい部分もたくさんで
哀しくもあり
楽しくもあり。


MONOの5方が演じるお芝居は
なんだかそういう不思議なお芝居です。


また、次も観に行きたい劇団さんですね。