幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。(TEAM NACS)

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実はね。正直な事を書くと
このところ、少し心が弱ってんじゃないかなー。と思って。

自分自身の・・・。

なんだかうまくは書けないのだけれど。。。

そんなことをここで書くのもどうかとは思うのだけれど。。。


芥川龍之介風に言うと、「将来に対する漠然とした不安」・・・。

仕事は普通に、(いや、ひいき目に言うと人一倍) 頑張っていると思うけど。

人間関係に関する悩みも別にあるわけではないけれど。

ちょっとした空虚感が
心のちょっとした油断につけこんで
大きくその勢力を拡大していくのではないかという恐怖がある。


なかなか強くは生きれないね。

強く生きる心を身に付けるのは
いったい いつになることやら。


ちょっと前になるけれど、
そんなことを思っている時に
なぜか、なんとはなしに
WOWOWで録画して放りっぱなしになっていたこの作品を
観てみようと思ったのです。

実は、今まで一度もNACS作品は観たことがなかったにも関わらず・・・。
しかも、この作品が初の大泉洋くん作・演出のNACS作品で
いつものNACS作品とは少し雰囲気が違うという前提知識は押さえていたにも関わらず・・・。


大泉君が書くホンね。

去年、ちょうど公演されてた頃の『情熱大陸』で
NACS(?大泉君?)が Featuring されていて
それを観たのも大きかったのかもしれない・・・。


でも、この大泉君がすんごく知名度があがっているこの状況で
初めて 大泉君にホン書かせるなんて
商売気、丸出しだなー。
と思ったのも事実です。

これって単なる
話題先行の戦略じゃないの? と。


だから、他のNACS作品を知らない段階で
こんな感想を書くのもどうかとは思うけど・・・。



よかったです。

なんだか、ものすごく優しい舞台。

基本的に5人兄弟の物語なんだけど、
人に優しい舞台だなぁーと思いました。


ほんとはね。
もっと、観賞した直後に感想書いて
詳細に感じた事を書こうとも思ったんだけど、
多分、うまく書けないんだろうなー。と思って。

しばらく経った後に
まだ思うことがあれば
そのときに感想を書いてみよう!!

そんな気分で
しばらくの時を経てみたのだけれど・・・。


思うことは

観てよかった。 ということです。

別に、変化球でもいいじゃない。


いい舞台はいい舞台で、
「らしさ」とか、「らしくない」とかは
この際、全然 関係ないのかなぁ~。と。


登場人物は、5人兄弟とは言うものの
兄弟想いの人もいれば
身勝手で、自分の借金を返すことだけを考えてる人、
兄弟の会話を盗聴して、変な企みをくわだてる人、
20年間音信不通だったのに、急に帰ってきては
身なりもチンピラ風になっている人。

抱えてる事は様々で・・・。

その悩みなんて
上演時間の2時間ぐらいで
全てキレイさっぱりなくなってしまうような
奇跡的な展開などあるわけもなく・・・。


でも、このお話は(お話というか家族は)
舞台上のお話が終了しても
この先もずっと続いていくんだろうなー、という余韻があって
(ま。もちろん架空の家族の話なので、この先など ほんとは存在しないんだけど・・・)
なんとなーく
観ていたこちらの
個人的には、少し弱った気持ちを
一歩前進させてくれたような気分にしてくれたの。


貴重なお芝居です。


なんだか、ほんと
タイミング的にも
いいときに、観れてよかったなぁ~と。


優しいお芝居、大好き☆


だから、ちょっと、もしかして
最近、心が弱ってるかなー。と思うあなたにも。

ぜひぜひ、お奨めの作品です。


大好き。≧▽≦


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思うに、こんな気分にさせてくれるのも
きっとNACSメンバーの人柄のなせる業なんだろなー。と。

優しい舞台は、ほんとに好き。


自分も人に優しくあれたらなぁ~。

いい人になりたいです!!  かしこ。