幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

『竜の道 二つの顔の復讐者』(2020 カンテレ)

f:id:blue1blue3:20200921004639j:plain

 

 

カンテレ制作のこの手の雰囲気の火曜ドラマが

意外と、私、好きだったりするのですよね。実は。

 

竜の道 二つの顔の復讐者

 

玉木宏くんと高橋一生くんが、片方が顔を変えた双子役として

育ての親を自殺に追いやった憎き敵に対して復讐を行う物語。

 

兄2人+妹1人の兄弟で、兄2人が妹を想いながら、敵役に迫るというのは

あの名作:『流星の絆』のフォーマットと同じだし、

復讐を行うのに、1人は表世界の側から、もう1人は裏の世界から協力して復讐するというのは

これまた名作:『ウロボロス』と同じフォーマットで、

これ、どうなのかなぁー(パクリ?もしくは似たような展開になるのでは?)と当初は思っていましたが、

当作は上記両作とも違う展開をみせて、しっかり楽しんで鑑賞できました。

 

まぁ、ラストの展開は、ちょっと切なすぎて、悲しい気分になったけれど・・・。

 

妹役の松本穂香さんと

敵役(遠藤憲一さん)の娘役の松本まりかさんの

両*松本さんがよかったですね。

 

松本穂香ちゃんが出演する作品って、いつもなんだか切なくて、

幸せになってほしいなぁ~(作品上で)と思うけれど、

いつも、やっぱり、悲しくて、きゅんとする。

いつかニコニコの松本穂香ちゃんも観てみたいですね。

自分が観た中では、『ひよっこ』の青天目さん役だけが印象違ったけれど、

あれは、あれで、全然、印象が違うからなぁーw

 

松本まりかさんは、今、一番注目の女優さんで、

立て続けに出演作をチェックしてますが、

やっぱり、どの役も憑依してるというか、なんというか。

この作品でもやっぱり、醸し出す雰囲気が松本まりか風で、

どうしても、やっぱり見入ってしまう女優さんです。(素晴らしい☆)

 

あと、やっぱり、復讐物は

敵役が素晴らしくないと、物語全体が締まらないんだけど、

今作は遠藤憲一さんが敵役で。

その演技が、お見事すぎて、そのせいで、この作品も

興味深い作品になったのだと思います。

 

なんか、全体的に、視聴率は振るわなかったみたいだけど

私、個人としては好きな作品ですね。

 

ただ、ラストは切なかった><

 

出来ればねー。兄弟3人の幸せな姿が見れたら、よかったのになぁー。。。

悲しい。

 

「お前と俺は二人でひとつだろ」

 

かしこ。