カンテレ制作のこの手の雰囲気の火曜ドラマが
意外と、私、好きだったりするのですよね。実は。
竜の道 二つの顔の復讐者
育ての親を自殺に追いやった憎き敵に対して復讐を行う物語。
兄2人+妹1人の兄弟で、兄2人が妹を想いながら、敵役に迫るというのは
あの名作:『流星の絆』のフォーマットと同じだし、
復讐を行うのに、1人は表世界の側から、もう1人は裏の世界から協力して復讐するというのは
これまた名作:『ウロボロス』と同じフォーマットで、
これ、どうなのかなぁー(パクリ?もしくは似たような展開になるのでは?)と当初は思っていましたが、
当作は上記両作とも違う展開をみせて、しっかり楽しんで鑑賞できました。
まぁ、ラストの展開は、ちょっと切なすぎて、悲しい気分になったけれど・・・。
妹役の松本穂香さんと
両*松本さんがよかったですね。
松本穂香ちゃんが出演する作品って、いつもなんだか切なくて、
幸せになってほしいなぁ~(作品上で)と思うけれど、
いつも、やっぱり、悲しくて、きゅんとする。
いつかニコニコの松本穂香ちゃんも観てみたいですね。
※
自分が観た中では、『ひよっこ』の青天目さん役だけが印象違ったけれど、
あれは、あれで、全然、印象が違うからなぁーw
松本まりかさんは、今、一番注目の女優さんで、
立て続けに出演作をチェックしてますが、
やっぱり、どの役も憑依してるというか、なんというか。
この作品でもやっぱり、醸し出す雰囲気が松本まりか風で、
どうしても、やっぱり見入ってしまう女優さんです。(素晴らしい☆)
あと、やっぱり、復讐物は
敵役が素晴らしくないと、物語全体が締まらないんだけど、
今作は遠藤憲一さんが敵役で。
その演技が、お見事すぎて、そのせいで、この作品も
興味深い作品になったのだと思います。
なんか、全体的に、視聴率は振るわなかったみたいだけど
私、個人としては好きな作品ですね。
ただ、ラストは切なかった><
出来ればねー。兄弟3人の幸せな姿が見れたら、よかったのになぁー。。。
悲しい。
「お前と俺は二人でひとつだろ」
かしこ。