幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

『ミエルヒ』(2009 HTB)

みんな、ただ生きてるんだ。
みんなそれぞれの場所で、ただ生きていくしかないんだ。



この前のブログで、
TEAM NACSの『下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。』を観た!!
って書いたのだけれど、
実はNACS関係でもぅ1つ同時期に観た作品がありまして・・・。


それが、北海道テレビ放送(HTB)が製作した
このドラマ。

ミエルヒ


これが、どうNACSに関係しているのかといえば、
主演を、NACSメンバーの安田顕さんが務めていたんだなぁ~。
これが。
加えて、企画・プロデューサーには『水曜どうでしょう』でおなじみの嬉野さん、
さらに加えて、
演出には、これまた『水曜どうでしょう』でおなじみの藤村Dが顔を揃えるという
なんとも興味深い面々の製作陣で・・・。

いったいどんなドラマを作るんだろうと思って
観てみたんですが、(その前年の作品『歓喜の歌』は観ていなかったので・・・f^^)

内容が、とてもとても素晴らしくて。

↓ 内容はコチラ
http://www.htb.co.jp/mieruhi/index.html


息子は困窮していた。
嫌っていた父親と故郷を頼るしかないほどに―

詳しい内容は公式ホームページに譲るとして
うーーん。
やっぱりなんだか北海道の物語は
気温が寒いせいか、
心はとっても温かな物語が多いなぁ~
と凄く感じた。

有名な『北の国から』然り。

この作品然り。


ま。気温が寒いせいってのは冗談だとしても(笑)
やっぱり広大な土地で
自然がまだ数多く残っていて
変に都会、都会してなくて。

土地と土地の距離は遠いけど
人と人との心の距離は
全然、近くにつながっているような気がして。

ん?
やっぱり、それは気温が寒いから
寄り添って心を温めようとする心理なのかな?
だとするとやっぱり、
心温まる物語が多いのは気温が寒いせい??

なーんて
くだらない個人的意見は横に置いたとしても

雄大な景色をバックに
紡がれていく北海道のお話は
やっぱり心に温かい物語でした。


親子の話はやっぱり泣ける。

息子の事をすっかり諦めようとした矢先に
10年ぶりに姿をあらわした息子。

それでもやっぱり親父は親父で
息子は息子で。


そこには確かに親子の絆というものが存在しており。

血のつながりというものは
やっぱり切っても切れないものなのではないのかなぁ~と
父親を亡くしてもぅ6年にもなるのだけれど
今更ながら
思ったりする私なのでありました。


ラストのエンディング曲に
中島みゆきさんの『時代』(唄はガガガSPのコザック前田^^)を持ってくるのは
若干、卑怯(笑)


観後感がはげしくいい、いいドラマ。

NACSファンのあなたにも、
NACSファンではないあなたにも、
さらには『どうでしょう』ファンのあなたにも、
『どうでしょう』ファンではないあなたにも、
ぜひぜひ 観てもらいたい

そんな1つの作品です。 良作!!☆




父親役の泉谷しげるさん、
再婚相手役の風吹ジュンさん、
父親の漁師仲間役の根岸季衣さん、
再婚相手のスナックの常連客の渡辺いっけいさん、
ちょい役だけど高校の同窓生役で出てる東京03の面々。

出演されてるだけでちょっと嬉しい吉本菜穂子さん。

出演されている役者さんが
これまたやっぱり素晴らしく思えて。


観れる機会があるならば、ぜひぜひぜひぜひ。
やっぱ、いいドラマだったよぉ~。


温まる物語は、やっぱ とっても大好きですv^○^v