幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

余命1ヶ月の花嫁

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先週の土曜日。
シアターBRAVA!にて。
 
気分的には
お芝居を観に行くっていうよりは むしろ
朗読劇を聴きにいく。
もしくは
講演会を聴きにいく。
って気持ちで、
会場に向かったんですよね。
実は。
 
っていうのも
これまで TBSで放送されたというドキュメンタリーも、
その後、TBSの記者さんの目線で出版されたドキュメンタリー本も
ほんとは 読んでもいなかったので・・・。
 
お芝居はやはり、
淡々と進んで行きました。
 
乳がん発覚から
出会い、闘病、復帰、再発、そして最期まで。
 
1人の女性の短い生涯を。
 
それを支える恋人と父親の想いを加えて。
 
 
哀しい話だとは思うのです。
 
たかだか20代前半で
この世を去らなければいけないということは。
 
ただねー。
批判を覚悟で言っちゃうと、
たとえ生きている時間は短かったとしても
亡くなった後も こうして
(作品を通じてでも)
いろいろな人の心の中に生き続けられるということは
ある意味、それはとっても幸せなことなんではなかろうか。
と思ったりもするのです。
 
 
観に行った土曜日は、たまたま
舞台上演後のアフタートークショーがあり、
この舞台のプロデューサーの方、
作・演出の鈴木さん、
そして、実際に取材をして ドキュメンタリー番組 及び ドキュメンタリー本を
世の中に送り出したTBSの樫元記者のお話を聞くことが出来ました。
 
その中の話では
この作品を舞台化する意味というのは、
亡くなった長島千恵さんの想いや遺志を
少しでも多くの方に知ってもらいたいがため。
というお話がありました。
 
そのためには、パンフレットにも上演台本を付属するし、
この公演期間が終わったら、
著作権をフリーにして
台本をそのままネット上にUPするとのこと。
 
これを聞いて 僕は
いい試みだなー。と、素直に思った。
 
故人の遺志を、
故人の想いを、
純粋に世に伝えていこうとするその気持ちに
なんだか いつものお芝居観劇とはまた違う
一種の清らかさを心に感じた、そんな舞台でした。
 
 
 
「ただ明日が巡ってくること、それが『奇跡』」
 
「泣きたい時に泣くのが正直だと思う。」
 
 
 
主演の貫地谷さん。
観劇前に、「さんまのまんま」でトークをしているのを観ましたが
なーんかちょっと変わった子ですね☆
 
もっともっといろんな作品で出会えますように^^
ますますのご活躍、期待しております!!