NHK制作ですからねぇ~。
やっぱり、クオリティーは高かったです。
舞台は、終戦翌年の横須賀。
戦争孤児となった子供たちの現実を描く。
主演の小林優仁くん。
どこかで観たと思ったら、『らんまん』の子役の子ですか。
なるほどねぇ~。演技上手ね。
(『青天を衝け』は観てないので、子供栄一のイメージはないのですw)
キャストには、松岡茉優さんと仲野太賀くんの名前があり、
おっ、『初恋の悪魔』コンビ!と思ったけど、共演シーンなかったですね。
松岡茉優のトーンを抑えた演技が好みです。
仲野太賀くんの演技はいつも上手。
内容は、戦争の悲惨さ、残された者たちも悲惨な状況で。
私達の先人の日本の人たちは、よくここまで国を復興、発展させてくれたなぁと思うと、感謝の気持ちが込み上げてくるのです。
そして、戦争ドラマを観て、いつも思うことは、
やっぱり、一般市民への空襲は、国際法違反の重大な戦争犯罪じゃないのか?ということ。
この議論を被害者の国がなぜか忖度して、また、容疑者の国がさも自分が正当かのように、いつも避けてきたから、
変な人形に、あるまじきアートを施すみたいな、馬鹿げたことが起きるのです。
(あ、アートじゃないね。落書き以下。絶対、許容できない。)
戦争が終わって、手打ちじゃないよ。
しっかり、考えましょうよ。
そんなことを考えた、今年も終戦の日近くになったなぁ~と思った作品でした。
良作です。
かしこ。