幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

火の鳥 黎明編

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手塚治虫先生の作品ですが、
そういえば、手塚作品を一作も読んだことがないなぁ~って。

そんな話をしていたら、「とりあえず 『火の鳥』 読みましょ。」って話になって。
全巻借りて、とりあえず1巻 『黎明編』 を読みました^^。

まぁー、"漫画"っていうよりかは、文学作品ですね。
それも直木賞寄りではなく、芥川賞寄りの。

それでも、まだ 『黎明編』 は"漫画"寄りの作品だ。って噂もありますが、
舞台がヤマタイ国で、主人公だと思う面々が、最後には命を落として・・・
火の鳥は復活して、最後、生まれてからずっと崖の下に閉じ込められていた青年が
崖をよじ登り、広い世界にはばたつ、となると
こりゃぁ、まぁ、単純なエンターテインメントとは言えないのかなぁ。とか思った次第です。

次は2巻の『未来編』ですね。
楽しみ~。


自分は文庫版で読んだんですけど(って、まぁ、お借りしたのが文庫版だったのでf^^)
その解説を赤川次郎さんが書いていて・・・

赤川次郎さんって言ったら、かるーい、正直、薄っぺらな作品(ファンの方、ごめんなさい(゚人゚))ばっかり
書いてる人だと、勝手に決めつけて、あんまり作家性を感じてなかったんですが・・・

寄稿された解説文 読んでると、短い文章の中にも作家性が感じられて・・・。
正直、そのことにびっくり!!(@_@)

やっぱり、世の中に作品を何作も出版できるような方に、作家性がないなんてことはないんだなぁ~と
妙にそのことに感心してしまった今日でした。


名作と呼ばれている作品は、やっぱり一度は読むべきですw

かしこ。