なんか、あんまりでしたね。正直。
最終回のあの結末、いる?
と、のっけから否定的に書き出しましたが、
一応、全話、観終わりました。
今クールの連続ドラマは、『銭の戦争』とか『ウロボロス』とか
結構、粒ぞろいで(それぞれの感想はまた別の機会に書きます^^)
自分としては珍しく、
結構なドラマを同時進行で観てましたが、
この作品は何で観てたのかなぁ・・・。
個人的に、遊川和彦さん脚本のドラマは
あんまり好みに合っていなくて、
やっぱり、この作品も脚本・演出含めて
テーマは全然、腑に落ちていないんですが。
っていうか、脚本、全然、書けてませんやん。ぶっちゃけ。
素人でも書けそうな脚本。
ミステリアスな感じを出したいためなのか、
変な演出。
感情のないセリフ。
感情移入できそうもない登場人物。
これでは、意外にも連続ドラマ初主演作品に
この作品を選んだ
柴咲コウに"失礼"ってもんですよ。
いや、まじで。
夫役の、少年隊の東山くん(ヒガシ)も
2013年のNHKドラマ『七つの会議』では、あんなにも渋い役どころを
見事に演じきっていたのに、
この作品では、脚本・演出に変な演出をされて
役者としてのステータスを格段に下げてしまったし。
黒木瞳も負け組。
こんな演出なら秋吉久美子の二番煎じって感じ。
結局、このドラマで救いだったのは
椎名林檎のエンディング曲と、
蓮佛美沙子ちゃんをいっぱい観れたことぐらいでしょうか。
もちろん、柴咲コウには何の罪もございません。
悪いのは、遊川和彦さんの脚本と
それで視聴率が取れると踏んだ日テレスタッフ陣でしょうか。
もっと心のこもった作品を作ろうよ。
それはドラマの作中で、ヒガシが散々言ってたことなのにね。
残念。
※
ただ一点。
第5話の柴咲コウの独白シーン。
あのシーンだけは、緊張感があって
素晴らしかったです。
やっぱり、柴咲コウには何の罪もございません。
こんな作品を演じさせるなんて、
柴咲コウに"失礼"ってもんですよ。
まじで。
「わたしには、あなたが必要です。」