幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

『ウロボロス~この愛こそ、正義。』(2015 TBS)

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いやぁ~、おもしろかったね。
正直。

生田斗真くん、小栗旬くん、上野樹里ちゃん、綾野剛くん(途中から)、吉田鋼太郎さん、滝藤賢一さん、
光石研さん、清野菜名ちゃん、吉田羊さん、ムロツヨシさん。それに広末涼子さん。

なんてったって、役者さんがすごい。
演出と展開がすごい。

昨日感想を書いた『○○妻』と比べたら、
視聴率はこっちの方が悪いけど、
中味の出来は、もう全然話にならないほど、こちらの方が上。

復讐がテーマのこの作品。
ラストの切なさがたまらなかった。

初めの1話目、2話目だけを観た段階では
まさか、こんな展開になるの?って感じだったけど。
序盤の入りだけを観た感じでは、
何年か前に同じTBSで放送してた『流星の絆』(って2008年作品!!もう7年も前の作品なんですね。)
― この作品も大好き。同じく復讐がテーマで、でもずっと復讐のことだけを心に誓う祈りに近い感情と、
時間が事件を風化させてしまう。それに心までもがつられて風化してしまう。その焦りと葛藤が切なくて、
心に後遺症が残った作品^^ ― と同じ雰囲気を感じる作品だなと期待したものだけど。

期待通り。
いや、その『流星―』と肩を並べるぐらい
期待以上に 心に残る作品でした。

パッケージに映る3人(生田斗真くん、小栗旬くん、上野樹里ちゃん)に
やっぱ滝藤賢一さんと広末涼子さんの演技が迫真すぎたのですね。


結子先生(広末涼子)のビデオメッセージ。
涙する竜哉(小栗旬くん)。

朦朧とする意識の中でイクオ(生田斗真くん)に語る竜哉。
泣きじゃくりながら思い出の地に向かうイクオ。

そしてあの結末。

スローモーションの蝶野(滝藤賢一さん)と美月(上野樹里ちゃん)。

演出も素晴らしい!!


それに、最終話の最後の最後で
広末涼子小栗旬くんと生田斗真くんの共演が実現して。

それまで、結子先生(広末涼子)は思い出の中でしか登場していなかったから
最後まで、大人になったイクオと竜哉とは共演しないのかと思ってて。

その辺も胸にグッと迫るものがありました。

切ないです。


「敵討つんだよ。俺ら二人で。」

ウロボロス。二匹の龍だよ。」


嵐のメンバーが一人も出演していないのに
なぜか主題歌は嵐の楽曲で。
これがドラマのイメージにぴったりマッチして。
なんかめっちゃかっこよかった♪
でー、主題歌が嵐!ってところも『流星の絆』とおんなじ^^
(まぁ、『流星―』は二宮君が主演でしたけど。ネ。)

まぁ、今クールのドラマでは
ほぼ1番の出来だと思います!!


ウロボロス。永遠や無限。死と再生。創造と破壊。
  二人が貫いたその愛は、正義だったんですか?」


※追記

副音声で放送してたという『ウラバラス』は一度も聞けていないけど、
DVDに『ウラバラス』が収録されるなら、
是非とも購入かレンタルして 一度はちゃんと聞いてみたいものですね。

かしこ。