いやぁ~、おもしろかったね。
正直。
なんてったって、役者さんがすごい。
演出と展開がすごい。
昨日感想を書いた『○○妻』と比べたら、
視聴率はこっちの方が悪いけど、
中味の出来は、もう全然話にならないほど、こちらの方が上。
復讐がテーマのこの作品。
ラストの切なさがたまらなかった。
初めの1話目、2話目だけを観た段階では
まさか、こんな展開になるの?って感じだったけど。
序盤の入りだけを観た感じでは、
何年か前に同じTBSで放送してた『流星の絆』(って2008年作品!!もう7年も前の作品なんですね。)
― この作品も大好き。同じく復讐がテーマで、でもずっと復讐のことだけを心に誓う祈りに近い感情と、
時間が事件を風化させてしまう。それに心までもがつられて風化してしまう。その焦りと葛藤が切なくて、
心に後遺症が残った作品^^ ― と同じ雰囲気を感じる作品だなと期待したものだけど。
期待通り。
いや、その『流星―』と肩を並べるぐらい
期待以上に 心に残る作品でした。
結子先生(広末涼子)のビデオメッセージ。
涙する竜哉(小栗旬くん)。
朦朧とする意識の中でイクオ(生田斗真くん)に語る竜哉。
泣きじゃくりながら思い出の地に向かうイクオ。
そしてあの結末。
演出も素晴らしい!!
それに、最終話の最後の最後で
それまで、結子先生(広末涼子)は思い出の中でしか登場していなかったから
最後まで、大人になったイクオと竜哉とは共演しないのかと思ってて。
その辺も胸にグッと迫るものがありました。
切ないです。
「敵討つんだよ。俺ら二人で。」
「ウロボロス。二匹の龍だよ。」
嵐のメンバーが一人も出演していないのに
なぜか主題歌は嵐の楽曲で。
これがドラマのイメージにぴったりマッチして。
なんかめっちゃかっこよかった♪
でー、主題歌が嵐!ってところも『流星の絆』とおんなじ^^
(まぁ、『流星―』は二宮君が主演でしたけど。ネ。)
まぁ、今クールのドラマでは
ほぼ1番の出来だと思います!!
「ウロボロス。永遠や無限。死と再生。創造と破壊。
二人が貫いたその愛は、正義だったんですか?」
※追記
副音声で放送してたという『ウラバラス』は一度も聞けていないけど、
DVDに『ウラバラス』が収録されるなら、
是非とも購入かレンタルして 一度はちゃんと聞いてみたいものですね。
かしこ。