今年のセレソンは、一時 涙ものは封印らしく、
タイトルそのままにコメディー作品を上演してましたー。
(金曜日、仕事帰りで観に行ったのよ。@シアターBRAVA!)
「わらいのまち」
勘違いが勘違いを呼び、
その結果、
巻き起こる騒動を題材にしたコメディー作品。
開演して初めの方は
なんかセリフがやたら忙しくて
大丈夫なのかなぁー。と思ってましたが、
終幕に向け、
勘違いが急速に解消していく場面になった頃には
観ていてすごく爽快で、気持ちいいものがありましたー。
涙もの封印!と言っても
少しはセレソンらしい、ほろっとくる展開もありましたしね。
※
舞台は、片田舎の寂れた旅館「まつばら」。
そこで主人を務める三男・信雄(岡田義徳くん)は
町の町おこしイベントの実行委員長も務めていて
明日から始まる町の未来を賭けた町おこしのイベントで
お笑い企画を予定している。
そこに急遽、国会議員の大関代議士が
イベントの視察を兼ねて旅館に泊まりに来ることになった。
うまくいけば、大関先生から 町おこしの資金を県の予算に組み込んでもらえる!!
大関先生に好印象を与え、気に入ってもらえるよう
そこに町の住職から不吉な知らせが舞い込んでくる。
若い頃に町を勝手に飛び出して、
「疫病神」とあだ名されているヤクザものの長男・富雄(宅間孝行さん)が
町に帰ってきてるというのだ。
しかも富雄は、かつて村長をしてた亡き父と
うまく折り合いがつかなかった過去を持ち、
そのせいで、権力や「先生」と呼ばれる人種が大嫌い。
とにかく大関先生と富雄が鉢合わせしないようにと大慌ての「まつばら」の面々。
しかし行き違い、勘違いの交錯で話はとんでもない方向へ・・・。
しかし行き違い、勘違いの交錯で話はとんでもない方向へ・・・。
※
上でも書いたけど、
やっぱり富雄(宅間さん)登場までの前半は、
なーんか急ぎに急いでいるようで
あんまり純粋に楽しめなかったです。
宅間さん登場ぐらいからかなぁー。
ちょっと物語が落ち着いて
安心して観られるようになったのは。
まぁ、話の展開上、
その辺りから、勘違いが勘違いを生む展開に
コロコロと話が進み始めたからかもしれないんだけど・・・。
役者さんは皆さんお上手な方ばかりなんだけど
やっぱりセレソンの鍵は宅間さんなのだと思った。
そりゃぁ、本も演出も宅間さんが行っているんだから
当たり前だといえば当たり前なんだけど。
ちょっと、セレソン風の演出に
型にはめようとしすぎているのかしら。と思うことも多少・・・。
(もう少し若手の俳優さんたちにもノビノビ演じさせてあげてもいいんじゃないかなぁ~。
そんなことないですか?≧▽≦ヾ)
でも、まぁ、前半余裕なかった原因は
仕事帰りで、まだ完全に観劇モードに切り替えができていなかった
こちらサイドの頭CPUのせいかもしれないんですけどw(゚○゚)w
正直、観劇は、
ココロの余裕ある状態で行わなきゃ、
完全無欠に楽しむことはできないのかな。
そういう意味で、前半 集中力に欠いたのは
こちら側の原因がたぶんにあると思います。
もったいないことしたなぁー・・・。
でも、怒涛の後半部分は
おおいに笑ったり、楽しませてもらったりしたよ♪v^○^v
こういうセレソンもいいものですね。
来年も大阪公演来てくれたら、絶対、観劇に行きたいです。
その時は、ココロ余裕ある状態で^^。
人気劇団さんだからなぁー。
チケットとれるかなぁー・・・≧▽≦ヾ。
(BRAVA!でも、満席になってよかったです☆)