幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

シムソンズ

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ソルトレイクオリンピック 女子カーリング日本代表-シムソンズ-をモデルにしたお話。

シムソンズ

あの~。ちょっと前に観た『リンダリンダリンダ』や『ロボコン』。
ちょっと前に観た『スィングガールズ』につながる高校生の青春ムービー!!

高校時代という 人生の中でも最も不安定で それでいて儚い一瞬。
そんな高校時代を 何かひとつのことに打ち込むことの素晴らしさ(そしてちょっぴり切ない)と
それを分かち合う仲間の大切さ。

この映画も 高校時代をもぅとっくに遠い過去にしてしまった僕達に
その頃の想い出と郷愁を胸に宿らしてくれます。

例にも漏れず いい映画 ☆。

お話はオホーツク海サロマ湖を見下ろすホタテ以外何もない町。
北海道の常呂町(ところちょう)。
その町を舞台に 地元の英雄「マサト様」に誘われて
全くの初心者のクセに経験者と偽って チームを作ってしまう女子高校生(和子:加藤ローサ)の話。

そうそう。常呂町にはホタテ以外にもうひとつ。
カーリングが盛んという ついつい忘れてしまいそうな特徴もあったのです。

しかし1人を除いて全員初心者!!
コーチは「マサト様」だとばかり思っていたけれど
やってきたのは不精ひげにダサいジャージ姿の男(大泉洋)。

いったいシムソンズはどうなってしまうのか?

そんな話。


いやぁ~、でも ほんといい話でしたよねぇ~。
テストで0点ばかりの主人公が カーリングも0点で負けて
でも いつか1点取るまでは がんばろうとするところや
空中分解しそうなチームが 海辺(?湖辺?)で 結束を堅くするところとか。

青春のほろ苦さときらめきと。

いいなぁ~。青春って。大人気なく思ったりなんかして。

ほんと純粋に こんな風になにかに打ち込めたらなぁ~。ってまたうらやましく思ったりなんかして。



そんでねぇ~。この映画。
何がよかったって やっぱコーチ役の大泉洋がよかった☆。
味がある~。
水曜どうでしょう』とかでおもしろいことだけしてる あんちゃんじゃないんだ(笑)。
すんごいいい役者さん。

おどろいたぁ~。
ほんとに泣けるお芝居をする。

もぅ洋ちゃんの演技を観るだけでも かなり観る価値はあるんじゃないかと思います。


「絶対後悔しない今にしよう!!」・・・主人公、加藤ローサの言葉。

「ストーンは一人で投げるものではない。4人で投げるんだ。」・・・コーチ役の大泉洋の言葉。


仲間っていいなぁ~。
トモダチっていいなぁ~。

そう心から思わせてくれる
ほんと いいお話ですよぉ~。

ぜひぜひ ちょっとお疲れ気味のあなたにも。
仲間がついているから大丈夫だよ♪