僕は一人で佇んでいる。
ここは荒野か、はたまた火星か。
だけど、空気の薄さは感じない。
私は一人で佇んでいる。
世界の果ての楽しげな森で。
急進的な思想を纏って。
僕らは一人で佇んでいる。
隣にいる君も、対岸の彼らも。
過剰な欲と、気難しい評価を。
僕は一人で佇んでいる。
君がいる世界で。
ただ単純な言葉に代えて。
今日も一人で佇んでいる。
世界を代表して、宇宙を代表して、
君を愛そう。
僕は君を愛しているから。
だから一人で佇んでいる。
君と一人で佇んでいる。
浮遊する世界で。
ここは地獄か、はたまた極楽か。
だけど、空気の薄さは感じない。
僕は一人で佇んでいる。
僕は一人で佇んでいる。