幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

夜明け

嘘っぽい話を自慢気に話してみた
遠くで鳴ってる電車の音が
まるで僕らを非難しているように

季節感のない夜
思い出を手繰りよせようと
「ねぇ、でもそれって、君の独りよがりじゃないの?」

僕はぼんやりする
地球があまりにも轟音を響かせて
静かに静かにまわる

夜がまたひとつ捲られて
あなたはもう眠ってるよね
君はもう夢の中だね

喧騒のなかで
悲壮感のない嘘を
正しく正しく
弄ぶかのような

遠い遠い夜明け