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夏休みの最後に読んだのは、
ピース・又吉君の、いや、いまや又吉先生の 『火花』 です。
芥川賞とったんだなぁ~。
題材は、"漫才師"でしたが、
中味はほんと、純文学っぽい、純文学でした!
おもしろかったv^○^v
いろんなサイトのレビューをみると
これがまた、賛否両論分かれてますが、
いやぁ、これはちょっとね。わからない人にはわからないかな。
(和田アキ子には絶対にわからないと思う。むしろ、わかる!と言われる方が驚きだw)
深かったですよ。
別に"芸人礼賛"だけの物語でもないですしね。
ただ 題材が"漫才師"なだけであって、
書いていることは、"人"そのもの。
生きていくうえでの"悩み"・"葛藤"・"不安"・"愛"。
それがいい方向にも悪い方向にも、綯交ぜになって織りあって
進んでいくのが人生であって。
そんなの書ける作家さんって、
いったいどれほどこの世にいてるっていうの?
そういう意味じゃ、又吉君って
芸人さんでありながら、立派な作家さんでもあると思うんですよねぇ~。
二刀流でいいんじゃない?
『火花』の内容で言うと、
この内容を、ドロップアウトしかけの芸人さんじゃなくて、
現役バリバリの芸人さんが書いた!ってところがものすごくて。
個人的には、絶対に"いい作品"です☆
又吉君、芸人さんも辞めないでね。
「漫才は面白いことを想像できる人のものではなく、
偽りのない純正の人間の姿を晒すもんやねん。」