幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

『スクール!!』(2011 フジテレビ)

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うん。やっぱり、江口っちゃんには こういう熱い役がよく似合うなぁ~。
 
前回の感想記事『外交官 黒田康作』に引き続き、
今年の1月~3月に放送していたドラマを今頃になってようやく視聴。
 
これがまた、いいドラマだったんです!!
こんなことなら、もっと早く観とけばよかった^^;
 
舞台は小学校。
中堅のゼネコンに勤めていた男 ― トンネル工事の現場監督一筋の男が
会社の倒産と、自分の小学校時代の恩師のたっての希望で
母校の民間人校長として小学校の教育現場にいきなり転身。
 
そこでかつての母校の姿とは変わり果ててしまった教育現場を目の当たりにして
自らの信念と、あるべき学校教育の姿を求めて
文字通り、体当たりで子供たちと接していく ― 。
 
まぁ、江口っちゃんのこの校長先生役は
ベストヒットですよ。 すんごい役にぴったり。
 
熱くて熱くて、子供たちに真面目に、誠心誠意触れ合っていく。
 
こんな校長先生は、見たことはないけどねぇ~ww。
でも、いてくれたらいいのになぁー。
って、少しでも思ったってことは
きっと 望んでいるんだね。僕ら。
 
熱くて熱くて、ほんとに子供たちのことを思ってくれてる先生。
実際いたら、もしかすると ちょっと熱すぎて火傷するかもしれないけれどw。
 
 
ってことで、毎回毎回、いい場面がありました!!
 
主題歌のサンボマスターの歌声に乗せて
(♪希望の道 ← これがまたいい具合に感動的なんですよねぇ~)
胸が詰まるような情熱的な場面が発せられていく。
 
 
でも、個人的にこのドラマで一番心が揺り動かされたのは
一見、クールで現実主義者の教師:桐原を演じた西島秀俊クンなのです。
 
もぉー、なんか痛々しくて。。。(もちろん、いい意味で♪)
誰よりも子供たち、教育に対して熱い気持ちを持っているのに
過去に起きた事件をきっかけに、その熱い心を押し殺しているような振る舞い・・・。
でも、江口っちゃん演じる成瀬校長と 対立を重ねていくうちに
その情熱を表に見せるようになり・・・、
 
ほんとに熱いセリフを発信し続けていたのは、
何を隠そう この桐原先生。
そして、その桐原先生を 西島秀俊クンがこれ以上ない絶妙な感情表現で演じきってみせました。
 
すごくよかった。
 
西島クンって、こんなにいい役者さんだったんだぁー。
と、改めて実感。
 
っていうか、これまでは正直
あんま西島くんの「演技のよさ」って感じたことなかったんですけど
(セリフ、なんで棒読みするのかなぁ・・・とか思ってたりしたんでf^^)
 
なんか、いいんだね。
マジで。
 
名演技だと思う。
ほんと素晴らしかったです☆
 
 
その他、脇を固める役者さんたち。
塚本高史くん、北乃きいちゃん、塩見三省さん、市川実和子さん、
堀内敬子さん、そして 岸辺一徳さん。
 
岸辺一徳さんがやっぱりいい味を出していて。
 
これまた、グッと心を掴まれたりしたのでした。
 
加えて、このドラマのほんとの主役、
小学校の子役の子達も いい演技をしてましたー。
 
 
やっぱり、教育現場のドラマっていいドラマが多いんですね。
 
これは観るべきドラマだよ。
 
そして、何かを感じ取るドラマなんだと思いましたとさ。
 
ぜひぜひ、お勧めです♪v^○^v
 
 
 
「君なら絶対につらい過去を乗り越えられる。 だから、がんばりなさい。」
 
 
これもやっぱり桐原先生の言葉。
熱くて、、、そして、やさしい。 ほんと、いい先生でしたね☆