気分屋の君はいつも中途半端な返事で
メールを打ち切る。
哀しみは時間とともに滝みたいに流れる。
空から落ちてくるものが全て神聖だとは思いたくはないが
ちょっとだけ 信じてみよう。
それは夕食のあいまに 交わされる会話。
それは布団にもぐる前の 一瞬の希望。
携帯電話の向こうでは
まだ 夜が明けてないかもしれない。
携帯電話の向こうでは
まだ 今日が終わってないのかもしれない。
気分屋の君はいつも中途半端な返事で
メールを打ち切る。
哀しみは時間とともに滝みたいに流れる。