列車に揺られ続ける想い出が
窓の向こうのセピア色に吸い込まれていく
春の匂いを漂わせながら
ニ長調の音色で季節を刻みながら
雨降る夜と星降る空に
さよならの風を付け加えた淡い風景画
そんな心で今日
哀しみの扉を抜けて
逢いにいくよ
あの頃の僕に。
君を知らなかったあの頃の純粋な僕に。
うつむきながら抱きしめたのは
君が口ずさんだ♪赤いスイートピー
夢の中ではまだ逢えるから
ころがり続ける僕を また笑い飛ばしてよ
また笑い飛ばしてよ
雨降る夜と星降る空に
愛情の吐息を付け加えた淡い風景画
雨降る夜と星降る空に
さよならの風を付け加えた淡い風景画