先週観た『百円の恋』に引き続き、この作品もボクシングをする女性のお話。
ケイコ 目を澄ませて
しかも、今作は、生まれつきの聴覚障害で両耳が聞こえない女性を主人公に、
その主人公を 岸井ゆきの が演じてました。
この作品で日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞なんだね。
なるほどねぇ。。。
確かに、岸井ゆきの の演技がよかったです。
もちろん、三浦友和さんの演技もよかったです。
聴覚障がい者のお話なので、劇中、音楽は一切なくて。
エンドロールも、字幕と生活音のみ。
すごく静かな作品だけど、なぜか、集中力を切らさず観ることが出来ました。
監督の作品の撮り方がいいのかな?
作品としてもいい作品だったのではないでしょうか。
タイトル。
普通は、「澄ませて」って”耳”にかかる言葉だと思うけど、
聴覚障がい者を扱った作品なので、”目を澄ませて”ってことなんですよねぇ。
コロナ禍のマスクは、聴覚障がい者ー手話を使う人にとっては
コミュニケーションの不通につながることを知る。
世界が優しい方向に向かっていければいいなと思う。
かしこ。