幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

ケイコ 目を澄ませて

 

 

先週観た『百円の恋』に引き続き、この作品もボクシングをする女性のお話。

 

ケイコ 目を澄ませて

 

しかも、今作は、生まれつきの聴覚障害で両耳が聞こえない女性を主人公に、

その主人公を 岸井ゆきの が演じてました。

この作品で日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞なんだね。

 

なるほどねぇ。。。

 

確かに、岸井ゆきの の演技がよかったです。

もちろん、三浦友和さんの演技もよかったです。

 

聴覚障がい者のお話なので、劇中、音楽は一切なくて。

エンドロールも、字幕と生活音のみ。

 

すごく静かな作品だけど、なぜか、集中力を切らさず観ることが出来ました。

 

監督の作品の撮り方がいいのかな?

岸井ゆきの と 三浦友和さんと 監督の手腕?

 

作品としてもいい作品だったのではないでしょうか。

 

タイトル。

普通は、「澄ませて」って”耳”にかかる言葉だと思うけど、

聴覚障がい者を扱った作品なので、”目を澄ませて”ってことなんですよねぇ。

 

コロナ禍のマスクは、聴覚障がい者ー手話を使う人にとっては

コミュニケーションの不通につながることを知る。

 

世界が優しい方向に向かっていければいいなと思う。

 

かしこ。