NHKの特集ドラマ『アイドル』。
初回は8/11に放送されていたとのことですが、
本日放送されていたBSプレミアムが特別編集版だったので、こちらを視聴。
毎年、8月の終戦記念日あたりにあわせて、放送される
NHKの戦争関係のドラマですが、
今作は、”戦時下のエンターテインメント”をテーマに
実際に昭和初期から終戦間際の戦時下の日本・新宿で1日も休まず営業を続けた劇場「ムーラン・ルージュ」と
その劇場のアイドル、明日待子を主人公に描かれていました。
1時間半。
秀逸ですね。
たまに、このドラマは何のために作られてるの?と思う作品も多いこの頃ですが、
それとは違って、NHKが作る作品は、やっぱり、なにがしかの意味を含んでいるような気がします。
史実なんですね。
作り物だけど、作り物ではないような
空気感と
何かを届けたいという意志が、
作品の中に込められているような気がして。
主演は、朝ドラの『エール』で主人公達の娘を演じた古川琴音さん。
劇場のスターに、山崎育三郎くんも出演していて
華やかなショーの一面と、
戦争の重い空気。
確かに、『エール』を少し思い出しました。
※時代背景的に、『カムカムエブリバディ』の安子編も思い出したけど。
NHKの作る作品は、やっぱり意味があって、
何か視聴者に訴えかけるものがあって。
だから、こちらも観る意味があるのだと思う。
こういう作品をこれからもたくさん観ていきたいですね。
いい作品でした。
かしこ。