幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

『佐知とマユ』(2015 NHK)

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第38回創作テレビドラマ大賞 受賞作ということで
春にNHKで放送された作品ですが、
門脇麦の演技をみようと観始めたのはいいものの、
なんだか、ほんとにすごくって。
 
内容が。
内容は、NHKのホームページ観てください!
 
深いね。
人生は。
 
哀しみ。憎しみ。愛情。を抱えつつ
一筋縄ではいかないものが人生だから。
 
だから、生きることには意味があるのかもしれないです。
命には意味があるのかもしれないです。
 
 
門脇麦ちゃんの演技はやっぱり抜群に上手なのかもしれないです。
『探偵の探偵』での演技もすごかったけど、
この作品の 複雑な感情を抱えた主人公の醸し出す雰囲気も
なんだか 恐ろしいほどまでに 心に刺さって。
 
「感情表現がゼロか百か、という感じ。」 と どこかのインタビューで答えていたけれど
感情表現がゼロか百かの役を、ここまで見事に演じきれる女優さんって
そうそう 他には見当たらないから。
 
 
共演に、広瀬アリスさん。
広瀬アリスさんって広瀬すずさんのお姉さんなんだね。)
こちらの方も、茶髪に付けまつ毛の家出少女を熱演。
 
そして、富田靖子さん。
 
この3人が演じるクライマックスのとあるシーンは
ほんとうに壮絶で圧巻。
 
それぞれがそれぞれに闇を背負いつつ、
それでも最後に希望が残る。
そんな 心に残る 意義ある作品だったと思います。
 
観られてよかった。