びっくりしました。
ビリー・ジョエルの ♪ピアノ・マン の旋律に乗せて。
知らなかったよ。こんないい曲なんですね。
NHKの作るドラマの真骨頂みたいな。
世の中、まだ、こんないいドラマ作品作れるんだと思って。
ブラック企業に勤めながら、動画投稿サイトで
ビリー・ジョエルの ♪ピアノ・マンの弾き語り画像をアップする若者。
その動画を中心にして、織り成す人々の物語。
1話目を観たときは、あぁ、Newsの加藤シゲアキ君主演の作品なんだーと思ったら、
全然違って。
オムニバス形式の全4話。
1話目は 画像を投稿し、後に過重労働が基の交通事故で亡くなった若者(古舘佑太郎)の同期の青年(加藤シゲアキ)
2話目は 亡くなった若者の父(段田安則)
3話目は 若者に過重労働を課したパワハラ上司であるが、その後、記憶を亡くし、自分が何者かわからなくなっている男(原田泰造)
4話目は 若者の動画投稿サイトを心の拠り所にし、自分の歌を世間に届けたいと思っているが、不本意な地下アイドル活動をしている女子高生(南沙良)
それぞれ、中心人物を変えながら、物語を進めているけれど、
やっぱり、中心には若者が投稿した動画『六畳間のピアノマン』があって、
いろいろな人たちがそれぞれの人生を、いろんな織り成し方で関係しあっていて。
同期の3人が、ピアノ・マンを聴きながらビールを飲むシーンが、なぜかものすごく泣けますね。
なんでしょうね。
やっぱり、人と人とが心を通い合わせているシーンに個人的にはものすごく憧れがあるのでしょうか。
ほんと泣きそうになりました。(男の子なので泣いてはいませんがw)
ってことで、全4話で、そんなに長くはない作品だけど、だいぶ好きですね。
この作品。
この時期に、出会えてよかった作品です。
今のところ、2021年でNo1作品ですね。 おすすめなのです。
かしこ。