幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

『六畳間のピアノマン』(2021 NHK)

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びっくりしました。

ビリー・ジョエルの ♪ピアノ・マン の旋律に乗せて。

 

知らなかったよ。こんないい曲なんですね。

 

NHKの作るドラマの真骨頂みたいな。

世の中、まだ、こんないいドラマ作品作れるんだと思って。

 

ブラック企業に勤めながら、動画投稿サイトで

ビリー・ジョエルの ♪ピアノ・マンの弾き語り画像をアップする若者。

その動画を中心にして、織り成す人々の物語。

 

1話目を観たときは、あぁ、Newsの加藤シゲアキ君主演の作品なんだーと思ったら、

全然違って。

オムニバス形式の全4話。

 

1話目は 画像を投稿し、後に過重労働が基の交通事故で亡くなった若者(古舘佑太郎)の同期の青年(加藤シゲアキ

2話目は 亡くなった若者の父(段田安則

3話目は 若者に過重労働を課したパワハラ上司であるが、その後、記憶を亡くし、自分が何者かわからなくなっている男(原田泰造) 

4話目は 若者の動画投稿サイトを心の拠り所にし、自分の歌を世間に届けたいと思っているが、不本意な地下アイドル活動をしている女子高生(南沙良

 

それぞれ、中心人物を変えながら、物語を進めているけれど、

やっぱり、中心には若者が投稿した動画『六畳間のピアノマン』があって、

いろいろな人たちがそれぞれの人生を、いろんな織り成し方で関係しあっていて。

 

同期の3人が、ピアノ・マンを聴きながらビールを飲むシーンが、なぜかものすごく泣けますね。

なんでしょうね。

やっぱり、人と人とが心を通い合わせているシーンに個人的にはものすごく憧れがあるのでしょうか。

 

ほんと泣きそうになりました。(男の子なので泣いてはいませんがw)

 

ってことで、全4話で、そんなに長くはない作品だけど、だいぶ好きですね。

この作品。

 

この時期に、出会えてよかった作品です。

今のところ、2021年でNo1作品ですね。 おすすめなのです。

 

かしこ。