いやぁ~、Theatre14 特別企画『lovers ~ふたりだけのロミオとジュリエット~』以来
1ヵ月半ぶりに お芝居観に行ってきましたぁ~。
1ヵ月半・・・最近の僕にしては結構、間あいてしまったんですがf^^
場所は ロミジュリと同じくHEP HALL。
作品は ピースピットvol.7 『SMITH』。
えっとぉ。この作品は どうも新旧を問わず、精力的な活動を続ける選りすぐりの俳優を集めた関西小劇団の顔見世興行のようで。。。
売込隊ビームの面々や
(関西に売込隊ビームって劇団があって、ぼくぅ、結構この劇団好き。
ってか1回しか観たことないけどf^^。
関西で2番目に注目されている、若手劇団??えっ?一番目はぁ?^^
http://www.urikomitai.com/index.html )
劇団☆世界一団⇒sundayの赤星マサノリ君や
(僕、男なんだけど、赤星君はかなり好き^^(変な意味じゃなくて(笑))。色気があって、すんごくいい味をだすfavoriteな役者さん。)
遊気舎の西田さんや石原正一さんが出演してました。
内容は、陰謀渦巻く移動城塞都市「スミス」の夜を、大人っぽい雰囲気(ジャジー&スウィング)で描くネオ・ジャパネスク・チャンバラ活劇。(by 公式HP紹介文より)
特殊な能力をもったカスタムヒューマン。
幕府の蠱毒政策のため、お互いに殺し合いを行った過去をもつカスタムヒューマンと
世界征服をもくろむ移動城塞都市「スミス」幕府との対決を
全編、ほんとアダルティに。
歌舞伎のように極彩色に。
ゴレンジャーのようにヒロイックに。描くという。。。
これ、正直、おもしろかったですねぇ~^^。
おもしろいというか、かっこいいというか。
いや、本気に大人の色香が漂っていて 胸がドキドキしました。
ストーリーも秀逸(って正直、ついていけない部分も多々、あったのですが...><)。
いろいろ張り巡らされた複線が やっぱり最後にぴっちりひとつに重なって。
まぁ、とにかく
着物・日本刀・ちゃんばらとくりゃぁ、日本情緒にあふれていてかっこいいわけですよ!!
主題歌も挿入歌もジャジーでスウィングで かっこいいですし。
悪をぶったぎる主人公もかっこいいですし。
なんてったって、ジャンプの黄金時代チック(この表現、観た人にだけわかってもらえればいいです。はい(笑))な内容は
日本人の情感をくすぶってもぅとっても鳥肌がたってしまうわけですよ。
かっこよかったなぁ。この話。
いや、まじで。まじで。
そして幕府の偉方。論沖が言うセリフ。
「ほんとは神などいないのだ。ならば俺が神になってやろう」(微妙な表現はわすれたf^^)
これは もしかすると日本人だから出来る発想なのではないのかなぁと考えた。
いろんな宗教の混在する。
つまりは無宗教な無神論者な日本人だから出来る発想なのではないかと。
そういえば、あんまり海外の作品に 自ら神になろうっていう発想はないような。。。(僕が不勉強なだけかなぁf^^。でも、日本の作品にはいっぱいあるように思う。)
残酷な神ならば、いないのと同じ。
むしろ、いない方がまし。
それなら自ら神となって 世界を動かしてやる。
でも、悲しいかな、これって僕らもたまに少なからず思ってしまったり。
だから、論沖のその想いの強さに
逆にちょっと切なくなってしまったりしました。。。
あと、シャラクの言う
「世界は美しい数式で支配されている」(これも微妙な表現はわすれちゃったf^^)
神はいないけれど
運命や宿命といったものは実は存在していて
初めから僕の人生の答えは決まっている。
そして人間は決してそれに抗うことは出来ない。
実は僕もこれはその通りなんじゃないかって思うときがあるんですよ。
数学科出身なんでね(ってそれは関係ないか!?笑)。
なんとなく、神に近い存在が
もぅあらかじめ各人の運命を決めてしまっているんじゃないか。と。
って敵方。幕府側の人物ばかりにいろいろ考えさせられましたが
まぁ、これも僕の性格ってことでf^^
最後に、このお芝居、大掛かりなセットってのはなくて
壁と(花札模様!)
襖6枚と
あと 役者さんの動きだけで 見事に移動城塞都市「スミス」を表現しきっているっていう点でもすごく感銘をうけましたね。
お芝居の表現方法の奥深さを学んだような気がします。(特に移動空中椅子は すごいなぁって思った^^)
ほんと、関西小劇団 ばんざいY(^0^)Y
関東在住の方には 申し訳ないですが これが関西の演劇愛です。
> ちょっと ざまぁみろって感じぃ?ごめんなさい。笑。
次は 売込隊ビーム 観に行くよぉ。
(小劇団系以外もいろいろ観に行きますけどぉf^^)
むっちゃ、楽しみやぁ~♪