幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

星が降り、夜が来て(売込隊ビーム)

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関西に売込隊ビームという劇団があって
過去に2回観に行った。

2005年、「タマゴよ、みな鳥になれると思うな」という作品と
2006年、「山」という作品(その時の感想はコチラ → http://blogs.yahoo.co.jp/blue1blue3/40637360.html

その2つともが素晴らしくて、
作・演出が、役者さん達が、いや、スタッフさんも含めて劇団員全員が
舞台を愛してるんだなぁーって雰囲気に満ち溢れていて
すごく好きになったんです。

だから関西の小劇団の方々が作る舞台は 好き☆

その舞台への愛が
なんとなくひしひしと感じられる分、
実はシアター・ドラマシティーやサンケイブリーゼで行われる演劇よりも・・・。

もっともっと好き☆


今日、久しぶりに売込隊ビームの舞台「星が降り、夜が来て」を観に行った。

予定があわずに
ほんと久しぶりに観に行ったんだけど・・・


やっぱり、よかった☆


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(劇団BLOGより → http://blog.livedoor.jp/urikomitai/ )

夜になれば、何かが変わる…

星の落下、すなわち隕石が地表に到着した瞬間、宇宙とのつながりをみた。

石ころ同然の小さな隕石を手にしていると、
突如宇宙に親近感を覚え、世界が小さく見えたり、人間の儚さを知ったりする。

そこに星が降って、彼らの生活は少し変わった。

降って来い、もう一度。

余談になるが、隕石って斜めに降ってきそうだけど、地上約20キロ地点からは垂直に落ちてくる。
だから見上げて待つなら、真上を見よう。

隕石の到着を見張りながら、広大な宇宙とちっぽけな個人とのつながりを探してみる。

日本に隕石が落下する確率は、年間に約1個だという。
それが、2回同じ場所に落ちてくるのを待ってるなんて、馬鹿げた話だろうか。

夜に向かう。そんな彼らの一日は、思ったより長い。

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この案内文を読むだけで、
なんて素敵な劇だったんだろうと思い出す。

そして少しだけ・・・せつない。

物語は夜に始まって、夜に終わった。

途中、朝日が差し込み、昼があり、夕刻になり、
そして また夜になる。

場面はただの学生街の1画なのに。

そんなに大きな事件があるわけでもないのに。

心に残る、このせつなさは何?

でも、なんとなく
明日からまたがんばろー!って元気になれる
不思議なお芝居。

生きる。ってことは大変だけど
その大変さも含めて、「生きる」ってことは素晴らしいのね。
きっと。

これからも人生は続いていく。

続いていく人生の中で
もしかしたら、ふと何かの拍子に
思い出してしまうかもね。っていう作品。

誰しもの心の中に
多分、じんわりと染みこんでいく
そんな素敵な物語。



星が降り、夜が来て。

流れ星を見つけたら、真上を見上げるといいんだよ。


やっぱり、売込隊ビームの創る作品は大好きです☆

うん。明日から、また 頑張って生きるぞー!!v^○^v



「宇宙とつながりがあるって言うのは、奇跡的だとは思わない?」