幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

柔らかい海。

壊れそうな
世界の裏側には
まだ善良そうな顔が
半分だけ残ってて。
 
僕はなんとか
その半分だけでも
「善良な顔の頂」を
手に出来ないかと
画策しているのです。
 
 
車輪がはずれそうな
優しさ特急の先頭車両で
声もあげずに嘆いてみる今日。
 
 
でもね、でもね、と君が言うから
もしかしたらと
沈んでいった。
 
柔らかい海に ―
 
泡のように漂いながら。
 
 
例えば、見えない世界の裏側を
安らぎと良心で埋め尽くす暴走。
 
例えば、見えない世界の裏側を
期待値だけで書き表す妄想。
 
 
世界が壊れて
裏側が見えて。
 
世界が壊れて
表側がなくなって。
 
 
もしかしたら
僕は僕でしかなくなる。
 
例えば、君がいなくなっても。
 
例えば、世界が灰になっても。