いやぁー、なんか、面白かったですね。
ほんとに。
序盤は、ちょっと設定は面白いけど、
展開が速すぎて、あれ??と思ったりもしたけれど。
それは完全な前フリで、
普通に、恋愛模様が面白かったです。
いろいろあるんだよ。生きていれば。
いい恋愛もあるし、悪い恋愛もあるし。
成就した恋愛が全ていい恋愛だということでもないし。
いちこも早乙女くんも越智さんも。
でも、なんか個人的には
越智さんの側に立ってしまうんだよね。
口づけをスルーされても
告白予約をすっぽかされても、
何も傷つかないような"いい人"なんて
いないんだと思うよ。実際には。
"馬鹿にするんじゃない!!"
それが本気で本音だと思うんだ。
お話の中では、完全に脇役だけどね。
主人公側(いちこと早乙女くん)は
ほんとうに身勝手。
でもそれが恋愛だと言えば
恋愛なんだけど。
話がずれたw。
映画の設定は、
いちこの脳内で繰り広げられる
織り交ぜながら描いていくというもの。
よく出来たお話でしたよ。
それに、脳内会議のメンバーのテンションも立派。
役者さんとしたら、こういう演技が出来たら
達成感あるんだろうなぁ、とか思ったりしちゃいました。
「僕は多数派に従う!」
「大事なのは誰を好きかということではない。誰と一緒にいる自分を好きかということだ。」
出来ることなら同性で。
あまりカップルで観る映画ではないので悪しからず。
内容はほんとにおもしろかったです。
やっぱり映画っておもしろいものですね。
お勧めと言えば、お勧めの作品です^^
かしこ。