ガリレオシリーズの長編は、やっぱり名作揃いだと思います!!
ほんとは、この作品も原作を読んでから挑みたかったのですが
そうこうしてたら公開が終わってしまうので
先月の終わりに、劇場に観に行きましたー。
(一緒に観に行ったお友達は、原作途中だったみたいだけど、
そりゃぁ、仕方ないね。と言って付き合ってくれましたー。感謝。)
まぁ、ひとこと。
名作です。
返す返す、昔の東野圭吾さんは
こんな"人"を書けるような作家さんじゃなかったのに
ここのところの東野圭吾さんは、すごいです。
その中でも、ほんとにガリレオシリーズの長編は素晴らしいです。
今回の作品は、子供嫌いの湯川教授が
ある子供のために、実験に連れ出すくだりもよかったし
その子の今後を気にかける心情もよかった。
また、ある家族の、全員が秘密を抱えながら、
それがまた、皆がみな、家族を思うが故の秘密であるという、
なんていうか、
哀しいけれど、深い愛の描き方もよかった。
個人的には、ガリレオシリーズの最高傑作だと思う。
長編(映画版)のガリレオシリーズは、
ドラマ版と違って、変な計算式を書かないのがいいですよね^^
パフォーマンスはないけれど、
静かに"人"を想う。 そんな空気が映画版のガリレオには流れてて、
ドラマ版も好きだけど、
ドラマ版以上に映画版の福山・湯川教授が好きです。
だから、この作品のエンディング曲は
「VS.~知覚と快楽の螺旋~」じゃなくて
KOH+ の 「最愛」でよかったのになぁ~。
また近々、原作も読んでみます!!
完全に名作です^^
「忘れるな、君は一人じゃない。」
「全てを知った上で自分の進むべき道を選ぶために。」