幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

『変身』(東野圭吾)

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正直な事を言うとね。

東野圭吾さんの作品は
個人的に感性にあうものと、あわないものとがあって・・・

今年の冬には1回飛ばしてしまった
半年に1冊、東野圭吾さん読書を
約1年ぶりに行ってみた。

作品は、おなじみ同僚気気鵑房擇蠅拭慂竸函戮箸い作品。

事件に巻き込まれ
頭に銃弾を受けながらも
世界初の脳移植手術により一命をとりとめた男の話。

なんとか身体的にも回復したが
退院後、日に日に変貌を遂げていく自らの人格変化に
疑念と疑惑を募らせていく・・・。


話としては、おもしろいのかなーと始めは思った。


でもねー。
正直、全然 先の展開が読めちゃって
結果としても案の定・・・。


加えて、あんまり
作者の書きたかったこと(意図)がよくわからなかったのです。


この作品は、何を書きたい作品なんだろう?

作者はこの作品で何を主張したいのだろう?


犯罪者は、すぐに殺意を実行に移すということですか?

作品の中だからといって
そんなに簡単に
人を殺してもいいものなんですか?


その点が自分としては
どうしてもこの作品を好きにはなれなく・・・


生前、京極瞬介はそれほど腐った人間でしたか?


確かに、基の脳の持ち主である
成瀬純一の人格は
守らなきゃいけない大切なものなのかもしれないけれど。


なんとなく個人としてはむしろ
京極瞬介への救いも
東野圭吾さんには書いてほしかったなぁー。と
思ったりするのです。


ただの脳移植というプロットに対する
思い付きの羅列だよ。これじゃぁ。

そこには思い遣りも愛も哲学も
何一つ含まれてない。



だからねー。
この作品は読んでてほんとしんどかった。


他の人の評価はどうなのか?

その辺は実は、全然わかっていないんだけど・・・


個人的には好きではない!!

むしろ・・・


ちょっとねー。
作者の哲学の見えない作品は、
やっぱ個人的にはあわないみたい。


その点、ほんとに申し訳ないのだけれど・・・。





この作品の映画版は
主人公:成瀬純一は玉木宏
恋人役の葉村恵は蒼井優が演じてるんですってね。


うーん。
それはちょっと観てみようかなー。


しかし、いまいち感性があわないからなー。


その辺も、
ちょっと難しいとこですよね。


うーん。難しい・・・。


なーんて、
生意気言って、ほんと申し訳ありませんです。


ほんと、ごめんなさい。^○^